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【Krush】島野が郷州との壮絶ド突き合いを制して悲願の王座奪取

6/30(土) 23:22配信

イーファイト

Krush実行委員会
「Krush.89」
2018年6月30日(土)東京・ 後楽園ホール

【フォト】ノーガードで打ち合う両者

▼第9試合 トリプルメインイベント第3試合 スーパー・フェザー級タイトルマッチ 3分3R延長1R
●郷州征宜(33=K-1ジム総本部チームペガサス/王者)
判定0-3 ※28-29、29-30、28-30
○島野浩太朗(26=菅原道場/挑戦者)
※郷州が初防衛に失敗、島野が新王座に就く。

 生まれつきの難聴というハンディキャップを背負いながら戦う郷州は、プロ27戦目となった昨年10月の『Krush.81』で、安保璃紅を破りKrushスーパー・フェザー級王座を獲得。今年3月にはK-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメントに出場を果たすも、準決勝で武尊に敗れた。今回が再起戦にしてKrush王座の初防衛戦となる。

 対する島野は今年3月の『Krush.86』で山本直樹と次期挑戦者決定戦を争うと、持ち前の剛腕で1R1分53秒の速攻KO劇を演じ、今回の挑戦権を掴んだ。Krushでタイトルマッチを行うのは、2014年11月の『Krush.47』で行われた卜部弘嵩とのKrushスーパー・フェザー級王座決定戦 以来となる。

 1R、島野が早々から豪快にパンチ連打を振るい、強烈な左ボディを叩き込む。序盤は様子見の時間が続いた郷州も右ストレートを返して一気に間合いを詰めるが、島野が打ち合いに応じたところで偶発的なバッティングが発生。鼻から出血した郷州の回復を待って試合が再開される。

 すると直後に郷州の強烈な左ストレートが島野を捉える。島野は郷州の追撃のパンチを浴びてロープを背負うが、ここで負けじと打ち返して両者は激しい殴り合いを展開。顔面が血に染まったのは王者の方だ。

 2R、ダメージを感じさせない郷州は、間合いを詰めながらの右ストレートやヒザ蹴りを入れて島野を削る。再びロープを背負った島野に対し、郷州は一気にパンチをラッシュ。それでも倒れない島野は強烈な右アッパーと左ボディを振り抜き、両者はまたも激しい打ち合いに。ここで巻き返した島野は左右フック連打をフルスイングで浴びせ続け、郷州をふらつかせる。郷州は何とか持ち堪えるが、ゴングが鳴った直後に倒れてしまう。

 3R、郷州がパンチとヒザ蹴りのコンビネーションで猛然と前に出て脅威の粘りを見せる。これを再び左右フックのフルスイングで迎え撃ち、郷州をふらつかせる島野。両者は最後までノーガードで打ち合いを続け、会場はこの日一番の大歓声に包まれた。

 勝敗の行方は判定に。壮絶なド突き合いの中で持ち前の剛腕を振るい続けた島野が、ジャッジ全員から支持を受けて勝利し、悲願のKrush王座獲得を果たした。

 試合後、マイクを握った島野は「いつも朝早くから自分の面倒を見てくれた菅原会長に、ありがとうございますとベルトを巻いて言いたかったのですが、その目標が叶いました」と男泣き。「島野になら俺は絶対に勝てると思っている選手がたくさんいると思います。そういった相手を倒していかなければなりません。次回も全開でぶつかりにいくので応援よろしくお願いします」と今後の王座防衛を誓った。

最終更新:7/14(土) 17:50
イーファイト