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初回対応不備で再発 浜岡原発堆積物、排気部屋排水升ふさがず

6/30(土) 8:07配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 中部電力は29日、浜岡原発(御前崎市佐倉)の廃棄物減容処理装置建屋の排水升付近で放射性物質を含む粒状の樹脂の堆積物が2度見つかった問題で、初回への対応の不備が再発につながったとする調査結果をまとめた。同日原子力規制委員会に報告した。5号機タービン建屋の配管で昨年1月に微小な穴が見つかった問題の原因も公表した。中電によると、堆積物は原子炉の冷却水の浄化に使ったもので昨年5月に地下2階で見つかった。処理過程にミスがあり排水升から噴き上がったとみられる。同様のトラブルを防ぐため、建屋内の排水升400カ所以上にふたをした。ところが今年1月、建屋の排気を行う2階の一室の排水升付近で再び見つかった。

 排気を行う部屋は通常、人が出入りしないためこの排水升はふさがなかった。建屋内の他の排水升をふさいだことで排水管内で上階への気流が生じ、樹脂が噴き上げられた。排気を行う部屋の排水升をふさがないことの妥当性が社内で幅広く検討されず再発の一因になったという。

 この問題では図面と排水管の施工が一部異なっていたことも判明したが、排水機能への影響はないという。

 一方、5号機の配管の微小な穴は、2011年5月に大量の海水が流入するトラブルが発生した影響で腐食したことが原因とした。この配管は取り換えた。ほかの配管には穴はみられなかった。

静岡新聞社

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