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車載電池向け“柔らかい基板”で大攻勢、大手部品メーカーの勝算

6/30(土) 19:44配信

ニュースイッチ

NOKが120億円投資し生産強化、スマホからクルマへ

 NOKは電子部品事業で自動車向けフレキシブルプリント基板(FPC)を強化する。グループ会社でFPC事業を手がける日本メクトロン(東京都港区)と連携し、約120億円を投じてFPC関連の生産体制を増強する。2018年3月期に約500億円だった自動車向けFPCの売上高を4、5年後をめどに1000億円への倍増を目指す。

 日本メクトロンと部署横断的な組織を構成し、特にライトやスイッチ、バッテリーなど自動車用の中でもモジュールの分野で事業拡大を狙う。FPC関連では中国とベトナム、ハンガリーで生産体制を整備。中国とベトナムでFPCの母材を作る前工程、顧客仕様に合わせる後工程を一貫して行う拠点を設ける計画。ハンガリーではリチウムイオン電池の電圧監視用に使われるFPC向けに複数ある小工場を集約し、生産効率化を進める。

 FPCはフィルムをベースとした薄く柔軟な回路基板で、スマートフォンやノートパソコンなどに使われる。スマホ用などは季節変動もあり、安定需要を見込める自動車関連に注力する。自動運転や電動化などでFPCの需要も高まるとみる。

最終更新:6/30(土) 19:45
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