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柔よく剛を制す。臨機応変さと対応力を武器に【ベルギー戦直前プレビュー】

7/2(月) 19:40配信

GOAL

本気で勝ちに行く最低条件は整った

7月3日午前3時(日本時間)、日本代表はロシア・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でベルギーと対戦する。タレントをそろえる強敵に、ここまで培ってきたチームの力をぶつけたい。

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日本には「三度目の正直」という格言がある。そして「二度あることは三度ある」とも言われている。

前者は「過去二度の失敗を糧に、三度目に成功する」という意味。そして後者は「同じことは繰り返す」という傾向を示している。

日本代表は過去二度、ベスト16に進出している。自国開催の2002年、そして南アフリカ大会の2010年である。そのいずれもが世界の壁に阻まれる形で敗れ去った。今回はベスト8進出に向けた「三度目」のチャレンジとなる。果たして、今大会の日本代表にはどちらの格言が当てはまるのか。

運命のベルギー戦を控えた前日会見で、西野朗監督は過去二度のラウンド16進出について聞かれ、同じ轍を踏まないような準備に関して持論を展開した。

指揮官はポーランドとの第3戦でスタメンを6人も入れ替えながら、何とか逃げ切ってグループリーグ突破を勝ち取った。そこには全員で戦うというチームづくりと、過去の経験を踏まえて決勝トーナメント以降を見据えた戦略があった。

「(過去二度のラウンド16は)グループステージを素晴らしい戦いで勝ち抜いたが、そこですべてを出し尽くした感があった。そのチームに余力があったのかどうか。2002年は初めて突破した満足感があったように思うし、2010年はチーム力をすべて投げ出して勝ち取ったように見えた。今回は2試合を終えて優位な状況で3戦目に入ることができた。確かに主力を休ませた部分はありますが、チーム力に差があるとは思っていませんし、トーナメントに入ってフレッシュな戦いができるようなメンバー選考だった。これでチーム全体が疲弊していないいい状況が作れた。強豪国のように『ワールドカップは決勝トーナメントから』というわけにはいかないですが、我々も精神的には『さあ、ここからだ』というくらいの気持ちを持っていい。選手たちには余裕を持ってトーナメントに入れる部分がある」

対戦相手のベルギーはFIFAランキング3位。世界屈指の攻撃力を持つチームである。まずコンディションが整わなければ、五角以上の戦いを見せるのは非常に難しい相手であることは間違いない。しかも向こうはイングランドとのグループリーグ最終戦でスタメン9人を入れ替え、決勝トーナメント以降の戦いを見据えているからなおさらだ。そういう意味では、まずベルギーに対して本気で勝ちに行く最低条件は整ったと言っていい。

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最終更新:7/2(月) 19:40
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