ここから本文です

被ばく医療拠点9月指定 静岡県立総合と浜医大

7/3(火) 8:07配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県は中部電力浜岡原発(御前崎市)の重大事故に備えた原子力災害拠点病院として、県立総合病院と浜松医科大を9月にも指定する方針だ。両病院を被ばく医療の中核に位置付け、専門的な診療人材と機器を整える。

 国は2015年8月に原子力災害対策指針を改定し、全国24道府県に対し、原子力拠点病院の指定を求めた。これを受け、県はこれまでの被ばく医療体制で「2次被ばく医療機関」に定めていた両病院と連携し、放射線検査機器の整備や専門的な知識と技能を持つ原子力災害医療派遣チームの人員確保などの準備を進めてきた。

 ヘリコプターでの患者移送や、内部被ばくを測定するホールボディーカウンターを使った訓練を行い、実践的な対応力も強化。専門家からの意見聴取や県医療審議会への報告を経て、9月までに指定の環境が整う。

 両病院の専門的医療を支援する原子力災害医療協力機関についても、市立御前崎総合、菊川市立総合、市立島田市民、榛原総合、焼津市立総合、藤枝市立総合、中東遠総合医療センター、磐田市立総合の公立8病院を登録する方向で調整を進めている。

 6月26日の県議会6月定例会で池田和久健康福祉部長が原子力災害拠点病院の指定見通しなどについて答弁し「被ばく医療に対するネットワーク体制の早期構築を図る」と強調した。

静岡新聞社

Yahoo!ニュースからのお知らせ