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<JR東>首都圏全車両に防犯カメラ設置

7/3(火) 20:34配信

毎日新聞

 JR東日本は3日、首都圏を走る既存の在来線全車両(約8300両)の客室内に、防犯カメラを順次設置すると発表した。今年2月以降に相次いでいる車両トラブルへの対策として、約2500両の乗務員室にもカメラを取り付ける。

 JR東管内のほぼ全域では2~6月、線路への自転車投げ込み▽停車中の列車が動き出す▽備品の盗難--といったトラブルが計580件起きている。このため、安全性向上を図ることとした。

 在来線では今春以降、山手線の新造車両の客室壁面にカメラを設置しているが、既存車両には天井の蛍光灯一体型のカメラを1両あたり6~8カ所取り付ける。設置費用は約110億円で、東京五輪・パラリンピックが開催される2020年までの完備を目指す。

 併せて、東海道新幹線「のぞみ」車内で起きた殺傷事件を受け、警備員の新幹線への乗車警備の頻度を増やすなどの安全対策を強化したことも明らかにした。

 また、JR東は、営業列車で線路設備をチェックするモニタリング装置を20年度末までに計50線区で本格導入すると発表した。線路状態の遠隔監視システムの実用化は国内初。管内の70%がカバーできる。【花牟礼紀仁、斉藤正利】

最終更新:7/3(火) 20:34
毎日新聞