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河内家菊水丸、石巻市で河内音頭を披露

7/4(水) 17:27配信

スポーツ報知

 伝統河内音頭継承者の河内家菊水丸(55)が4日、大阪市内で「第8回三陸海の盆」(8月11日・宮城県石巻市)のプレイベント(7月11日・石巻市)開催発表会見に出席した。

 「三陸海の盆」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災の犠牲になった人々を供養し、震災からの復興を祈念する行事として始まり、今年が8回目。菊水丸は石巻市にある中瀬公園近くの仮設商店街で、特製の和太鼓を寄贈してたたき初めを行い、河内音頭を披露する。

 今回の和太鼓は、大震災でも折れずに残った岩手県陸前高田市気仙町に立つ「奇跡の一本松」をイメージし、ケヤキで作られた胴部は和太鼓には珍しいという深い緑色に彩られた。菊水丸は軽くたたいた音色を聞き、「少し(皮が)高く張っていて響きがすばらしい。まさに三陸海の盆にふさわしい音色」と話した。

 東日本大震災後のテレビのニュース番組で、和太鼓の代わりにタイヤにシートを張って太鼓代わりにしていたのを見たと明かし「民謡歌手として太鼓がないのは非常に胸が苦しかったです。当初は芸能を聞く状態ではなかったと思いますが、回を重ねる事に純粋に演芸を楽しんでくれていると感じる」と、少しずつながら着実な復興を感じていた。

最終更新:7/14(土) 15:40
スポーツ報知