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大谷翔平、1か月ぶり打者復帰 4の0、3三振も「復帰できたのはよかった」

7/5(木) 5:27配信

スポーツ報知

◆マリナーズ4―1エンゼルス(3日・シアトル)

 【シアトル(米ワシントン州)=金岡美佐】右肘じん帯損傷で故障者リスト(DL)入りしていたエンゼルスの大谷翔平選手(24)が3日(日本時間4日)、早期復帰を果たした。敵地のエンゼルス戦に「6番・DH」で出場。6月4日以来のメジャーの打席で4打数3三振に終わったものの「試合に出られるというところではすごくうれしい」と笑顔を見せて、勝率5割に戻ったチーム同様、今後の巻き返しに期待を抱かせた。

 3点を追う9回2死走者なし。ここまで3打席ノーヒットの大谷は、メジャー最多33セーブを挙げる右腕ディアスに空振り三振。渡米後3度目の1試合3三振を喫したものの、試合後は「試合に出られたことがすごくうれしい」と、右肘を痛めた6月6日以来となるメジャー復帰の喜びを口にした。

 打席に立つのは6月4日のロイヤルズ戦以来、ほぼ1か月ぶり。同6日の同戦登板後にじん帯損傷が判明し、PRP(多血小板血しょう)療法と肝細胞注射を受けてDLに入っていた。「こんなに長く離れると思ってなかったので、気持ちも最初はもやもやしてました。一日でも早くこうやって戻ってきたいなと思っていたので、まずは実戦に復帰できたのはよかったかなと思います」と率直な気持ちを明かした。

 両手での打撃練習を再開したのはわずか5日前の28日。守備練習が不要なDHでもあり、打席数がこなせないマイナーリーグの試合には出場せず、実戦形式の練習で打ち込んだ後の、いきなりメジャー復帰だ。

 日本ハム時代に、西武投手として対戦し5打数1安打1三振だった左腕ルブランの多彩な変化球に、甘い球もあったというが、それを捉えられず「実戦感覚のズレなのか、ただ単に自分の中のズレなのかは、明日あさってとやっていく中で分かるんじゃないかと思います」と振り返った。

 3つの三振と左邪飛に倒れたが、ソーシア監督は「ショーヘイは球に慣れさえすればいい。スイングスピードはあり、打撃練習もよかった。心配ない」と話す。実際、試合前の打撃練習では36スイング中6本のサク越えを放っており、敵地に集まった大谷ファンを喜ばせた。

 投手・大谷の復帰予定は未定のままで、6月28日の再検査から3週間後に行われる3回目の検査の結果待ち。それでも打撃が右肘へ与える影響について、本人は「自分の感覚的にもまったくないです」とし、指揮官も日本語で「セイゲンナシ(制限なし)」と言い切った。日本時間5日に24歳の誕生日を迎える大谷。勝率5割に逆戻りしたチームをけん引するような打撃が待たれる。

 ★大谷に聞く

 ―戦いの場に戻ってこれた喜びは?

 「3週間離れていたので、もどかしい気持ちでしたけど、実戦に復帰できたのはよかった」

 ―けがで学んだことは?

 「けがをして思うのは、やっぱりすごく無駄な時間というか。周りの人にも迷惑かけますし、個人的にもゲームに出ていかないと、自分の足りないところが見えてこない。基本的には(けがを)予防しながらやっていくのが、ベストじゃないかな」

 ―第1打席に立った時の気持ちは?

 「意外に普通の感じで実戦には入れたと思う。そういう気持ちの面での変化はなかった」

 ―再検査までの気持ちは?

 「体感としては、全然いける感じだったので、3週間後の再検査に関しても、120%以上というか、当たり前のようにいける準備はしてた。(復帰まで)もう少し長くなるんじゃないかなとか、そういう不安はまったくなかった」

 ―マイナーの試合に出ずにきたという不安は?

 「実戦形式の練習はしてたので。むしろ、そっちの方が打席には立てるんじゃないかな。自分としては、すごくいい形でやらせてもらったなと思います」

最終更新:7/14(土) 5:43
スポーツ報知

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