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【インタビュー】猶本光『浦和からドイツへ、成長を加速させるための選択』

7/5(木) 18:36配信

SOCCER KING

 浦和レッズレディースで2012年からプレーするなでしこジャパンMF猶本光が7月8日の日テレ・ベレーザ戦(浦和駒場スタジアム)を最後に、日本を離れ、ドイツ・ブンデスリーガのSCフライブルクへと移籍する決断を下した。

【動画】猶本光インタビュー風景

 2010年に開催されたFIFA U-17女子ワールドカップで準優勝を果たしたメンバーとして、将来を嘱望されていたが、なでしこジャパンのメンバーに定着するまでには時間を要した。

 ようやく定期的に招集されるようになり、少しずつ出場時間も伸ばしている中で決断したドイツ移籍。その経緯や心境、離れることになる浦和への思いを聞いた。

インタビュー=馬見新拓郎
写真=野口岳彦、Getty Images

■CLはW杯や五輪くらい価値や夢がある

――女子ブンデスリーガ1部のSCフライブルクに移籍することが発表されました。まず、移籍を決めた経緯を教えてください。

猶本光(以下、猶本) ずっと海外でプレーできる選手になりたいと思ってやってきて、その準備ができたと感じ、「チャレンジしたい」と思ったので、今回の移籍を決めました。

 SCフライブルクを選択したのは、まず欧州に女子チャンピオンズリーグがあるということ。その中でも女子ブンデスリーガが、リーグのレベルが安定しているから良いと、先輩などいろいろな人に聞いた結果、決めました。

 あとは大学の先輩である安藤梢さん(浦和)と熊谷紗希さん(オリンピック・リヨン/フランス)が、私が大学に入った時点で、すでにドイツでプレーされていたので、自然とドイツに行くという考えになっていました。

※SCフライブルクは今シーズン、リーグ3位のため、来シーズンのCL出場権は無し。

――CLはやはり魅力的だったと。

猶本 ぜひ取りたいタイトルです。自分の中ではワールドカップやオリンピックくらい価値や夢がある大会だと思っています。熊谷選手は優勝経験もありますし、その舞台で対戦できるように、まずは頑張りたいです。

――ドイツは代表も含め、常に世界のトップを走っていると言えます。先輩からはどんなサッカーと聞いていますか?

猶本 ドイツをはじめ、海外のサッカーは、展開が速いと見ているだけでもわかりますし、パワーとスピードがベースにあると聞いています。

――移籍発表時、「2012年のU-20女子ワールドカップでドイツと対戦した時、世界とのレベルの差に衝撃を受けた」とコメントされました。それもドイツに行くきっかけに?

猶本 すごく衝撃を受けましたし、そこから考えが変わり、トレーニングも変えました。それまでは、技術や判断の速さで勝負できると思っていましたが、パスも出させてもらえないし、味方もマークされているのでパスだけでは手詰まりになってしまう。だから自分がマークを外さないといけないけれど、自分が外そうとしても追いつかれるというのがありました。何もできないという感じでした。そこで自分のプレーも変えなければと感じたので、そういう部分を意識してトレーニングしてきて、今チャレンジしたいと思いました。

――サッカーを取り巻く環境も異なると思います。

猶本 サッカー自体の考え方も違ってくると思います。梢さんが浦和に復帰した時、私が(いつもと違うタイミングで)前に走ったんですが、そこに梢さんがどうにかしてパスを出してくれたことがあったんです。相手ディフェンスは出ないと思っていたから、止まっていたので、それがチャンスになったわけです。「ドイツなら絶対に(パスを)出せ!という感じで走っていく。そういうのは、海外で身につけてきた」と梢さんが言っていました。

 そのワンプレーについてはその時に教えてもらいましたけど、実際に海外へ行かないと分からないことばかりだなと思いました。

――ちなみにドイツ語の勉強は?

猶本 ふふふ(笑)。その勉強は行ってからですね。

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最終更新:7/6(金) 6:04
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