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<タイ洞窟>救出作業のダイバー死亡 酸素使い果たし

7/6(金) 18:38配信

毎日新聞

 【チェンライ(タイ北部)西脇真一】タイ北部チェンライ県の洞窟に取り残された地元サッカーチームの少年ら13人の救出作業に従事していたダイバーの男性(38)が6日未明に死亡した。パサコーン・ブンヤラット県副知事が明らかにした。男性は空気ボンベを洞窟内に運んでいたが、洞窟の入り口に戻る途中で酸素を使い果たしたという。洞窟内の危険性が改めて浮き彫りとなり、救出方法にも影響を与えそうだ。

 男性は元海軍特殊部隊員で、ダイバーとして今回の救助を支援していた。洞窟入り口に戻る途中で意識を失い、応急措置を受けたが亡くなった。

 洞窟で作業する人が増え、当局は内部の酸素濃度の低下を懸念。ダイバー用も含めボンベの搬入を急いでいた。少年らが避難している場所に空気を送るパイプの敷設作業も続いている。

 洞窟内の排水作業は24時間続くが、潜水や泳ぐ必要のある場所はまだ多いとみられる。少年らは潜水技術を勉強しているが「素人の子供には危険」との指摘は根強い。このため当局は、洞窟に通じる穴を見つけ、少年らをつり上げる方法も模索している。

最終更新:7/6(金) 20:44
毎日新聞