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相撲博物館で企画展「七夕と相撲」8月10日まで

7/6(金) 11:46配信

スポーツ報知

 7月7日は七夕。東京・両国国技館内にある相撲博物館(東京都墨田区横網1-3-28)で、企画展「七夕と相撲」が開催されている。

 七夕といえば、彦星と織姫の物語は有名だが、「日本書紀」に記載されている野見宿祢(のみのすくね)と當麻蹶速(たいまのけはや)の戦いが、7月7日だったという。

 「日本書紀」によると、垂仁天皇7年7月7日に、無敵を誇っていた大和の當麻蹶速に対し、垂仁天皇が出雲の野見宿祢を召し出して取り組ませ、野見宿祢は當麻蹶速の腰骨を折って勝利したという。この戦いは神話で、「古事記」にある建御雷神(たけみかずちのかみ)と建御名方神(たけみなかたのかみ)の戦いとともに、相撲史における最初期の事項となっている。

 平安時代の宮中行事だった相撲節(すまいのせち)は、7月7日に行われていたことから、相撲は7月7日に行うものと考えられていたようだ。7月7日には、相撲によって、その年の収穫を占ったり、祈願したり、感謝したとされる。企画展「七夕と相撲」では、七夕と縁のある野見宿祢と當麻蹶速の戦いと相撲節について紹介している。

 主な展示資料は「野見宿祢と當麻蹶速対戦の図」(恵所・画、1885年)、「芳年武者无類 野見宿祢 當麻蹶速」(月岡芳年・画、1883~1886)、「相撲節会図」(佐藤峯夕・模、1813年)、「春日西ノ廊下ツイ立ノ内相撲ノ図」(鳥居清信・画、江戸時代)、「相撲推古伝 初編前」(二代立川焉馬・著、歌川国安・画、1830年)のほか、絵画、錦絵、版本、彫刻など82点の資料が展示されている。

 博物館は、入館無料。開館は10時~16時30分。企画展は8月10日まで開催され、会期中の休館日は7、8、14、15、16、21、22、28日。8月4日午後2時から展示解説が行われる。

最終更新:7/19(木) 13:26
スポーツ報知