ここから本文です

飲食店でおなじみホシザキの「ペンギンマーク」 少しずつデザイン変わってるって、知ってた?

7/7(土) 10:00配信

J-CASTニュース

 自動製氷機で知られる「ホシザキ」(愛知県豊明市)のペンギンマーク。

 氷山の前に、ちょこんと立ったペンギンが描かれたマークは、飲食店などでもよくみかける。1966年から7個のロゴが作られてきたホシザキのペンギンマークだが、変更されるごとに修正が行われている。また、現行のロゴでも左右逆の2つのペンギンマークが使われているが、その意味とは。

【画像】歴代ペンギンマークの一覧

■現在のペンギンマークは7代目

 「ホシザキ」は、1964年に国内初の全自動製氷機を発売し、業務用冷蔵庫、食器洗浄機、ビールサーバーなど業務用の厨房機器を販売してきたメーカーだ。

 社章にも使われている「ペンギンマーク」は飲食店での勤務経験がある人なら一度は目にしたことがあるはずだ。

 時折、ペンギンマークはツイッターなどで興味関心を引くことがある。

  「ホシザキのペンギンかわいいな」
  「ホシザキのペンギンちゃんが大好き」
  「ホシザキのトレードマークにしばし暑さ忘る」

 このペンギンマークは現在、2016年に採用された7代目のデザインが使われており、過去に使われていたペンギンマークは公式サイトで公開されている。

 これら歴代ペンギンマークは初代(1966年)から5代目(1974年)までは顔の横に、コウテイペンギンを彷彿とさせる白毛があり、背景の氷山も縦に長いものであったが、1977年の6代目以降はアデリーペンギンに近いデザインとなり、氷山も平たいものに変わっている。

 これらの変更箇所について、

  「背景の氷の量が減っている。これは地球温暖化を示唆して...」
  「1977年を境にコウテイからアデリーになってる」

と、変更された部分に意味を持っているのではないかとの憶測も呼んでいる。

もしかしたら「白熊」になってたかも?

 J-CASTニュースは2018年6月27日、ホシザキの本社営業部・広告宣伝課の上敷領忍さんに、ペンギンマークについての取材を行った。

 そもそも1966年当時、製氷機はまだその必要性が認識されていなかった。ペンギンマークは、そのイメージキャラクターとして誕生する。創業者の坂本薫俊さん(故人)はブランドとしてのホシザキの確立にペンギンマークの活用を考えていたようで、こう語っている。

  「その製品がホシザキのものであることを伝えて、覚えてもらうには、図案化したマークがついているといいんだ」
  「その製品についているシンボルマークに価値が出てきて、そのマークのついている製品は同様に信頼できるということになる」

 当初は白熊も候補に挙がっていたものの、愛嬌からペンギンに決まったという。

 6度の変更で、変わった部分についても聞いた。

 初代から5代目まで存在した、コウテイペンギンのような顔の横の白い毛については、「ペンギンをイメージした図案」と、特定のペンギンをモデルにしているわけではない。しかし、77年採用の6代目以降については「もう少しペンギンらしく、ペンギンの愛嬌さがあるデザインに」という創業者の要望でアデリーペンギンがモデルとなっている。

 6代目から背景の氷が変化していることについては、ツイッターで指摘のあった「地球温暖化のメタファー」といった意味はないとのことであった。

 また、左と右を向いたペンギンマークの使い分けについて、製品や紙面に対して真ん中より右側にある場合は内側を向く「左向きのペンギンマーク」を、真ん中よりも左側にある場合は内側を向く「右向きのペンギンマーク」を使用している。真ん中に配置する場合は、「左向きのペンギンマーク」するとのこと。

最終更新:7/7(土) 10:00
J-CASTニュース