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楽天がGMオファーの石井一久氏 実は有能フィクサー

7/7(土) 13:15配信

東スポWeb

 パ・リーグ最下位の楽天は6日、ヤクルト、西武、ドジャースなどで活躍した野球評論家の石井一久氏(44)にゼネラルマネジャー(GM)就任を要請していることを明かした。

 立花陽三球団社長は「オファーさせていただいているのは事実。前向きに進んでいると理解しています。(オファーの時期は)星野さんの悲しいニュースのあと。その前からいろんな話はしていた。個人的な話とGMの話は違う話なので明確な時期はお答えしにくい」と発言。就任時期については正式に決まり次第、発表すると語った。

 日米通算182勝を挙げた石井氏だが、日本での現役生活はヤクルト、西武の2球団でのみ。今回の招聘は一見、唐突な人選にも見えるが、石井氏と楽天の“縁”は深い。三木谷浩史オーナーとは共通のスポンサーつながりということもあって、もともと親密な交流があり、今年の春先から六本木かいわいで石井氏と三木谷オーナー、立花社長が頻繁に会っているという情報は一部球界関係者にも知られていた。

 その席には東京遠征中の一部楽天選手も呼ばれていたともいう。楽天側は早くから石井氏を今年1月に逝去した星野仙一副会長に代わる編成の責任者として考えていたようで、GMとしては未知数の手腕以前に、その人脈に大きな期待を寄せている。

 というのも、球界関係者が「彼は評論家の顔をした“リクルーター”」と苦笑いを浮かべるように、現役時代に築いた選手との関係をベースにFA選手などの去就に深く関与していくフィクサー的能力にたけているからだ。

 代表例としては西武時代に目をかけていた岸を自身が所属する吉本興業にスカウトし、16年オフの楽天入りの橋渡し役を担っている。

 同様にロッテ・涌井、パドレス・牧田らの、吉本興業とのマネジメント契約にも尽力。牧田に関してはメジャー移籍に関する相談役でもあったようだ。今オフに関してはメジャー移籍市場の目玉になりそうな西武・菊池の代理人問題、ポスティング移籍への指南役が噂されている。

 確かに脱力系キャラの見かけとはまるで違う、裏での仕事人ぶりと幅広い人脈はGMにうってつけ。石井氏が最下位に低迷するチームをどう立て直していくかに注目だ。

最終更新:7/7(土) 13:18
東スポWeb

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