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<西日本豪雨>9人死亡 3人心肺停止 午前11時現在

7/7(土) 11:17配信

毎日新聞

 活発な梅雨前線による記録的な大雨は7日午前も続いた。西日本を中心に河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、毎日新聞のまとめで午前11時現在、全国で9人が死亡、3人が心肺停止、少なくとも42人が安否不明になっている。各地で消防・自衛隊や自治体による救助活動や被害の確認作業が続いており、被害はさらに拡大する恐れがある。

【濁流に飲まれた広島・安芸市の市街地】

 数十年に1度の異常な大雨に気象庁が最大の警戒を呼びかける「大雨特別警報」は広島、福岡、佐賀、長崎の4県では7日午前に解除され、岡山、鳥取、兵庫、京都の4府県では継続している。

 広島県では6人が死亡。東広島市災害対策本部によると、6日午後10時10分ごろ、同市黒瀬町を流れる川の欄干で男性(60)が心肺停止の状態で発見され、救急搬送後に死亡した。7日午前7時25分ごろには、同市河内町中河内で土砂崩れが2件あり、5人が生き埋めになっていると消防に通報があった。同町では住宅5棟が土砂で埋まり、2人以上が生き埋めになっている可能性があるという。市内では少なくとも12人が安否不明になっている。

 広島県などのまとめでは、東広島市安芸津町三津の県道の蚊無トンネル付近で土砂崩れがあり、少なくとも車3台が巻き込まれ、軽乗用車1台が崖下に転落した。三原市久井町では住宅の裏山が崩れて住民2人が巻き込まれ、男性1人が死亡。福山市新市町では水路に落ちた60代男性の死亡が確認された。呉市によると、避難中の女性が同市を流れる大屋川に流されたと夫から消防に連絡があった。

 広島市によると、安芸区矢野東7で倒壊した家屋のそばで心肺停止状態の高齢男性1人が見つかった。他に少なくとも7人が安否不明という。周辺では家屋約20棟が倒壊。安佐北区口田南3では家屋6棟程度、安芸区畑賀2では3棟程度が流されたという。

 岡山県内では、総社市で通行止め作業をしていた建設会社の2人、救助に向かった消防職員1人と連絡が取れなくなった。他にも笠岡市の自動車部品製造会社から7日午前4時ごろ、「山が崩れて土砂が工場に流れ込んだ」と119番があり、消防によると男性6人が巻き込まれた。1人が安否不明、救助された5人のうち4人は意識があるが、1人が心肺停止という。

 愛媛県では、松山市の離島・怒和島で崩れた土砂が住宅に流れ込んだ。住人の母子3人が巻き込まれたとみられ安否不明になっており、消防などが救助にあたっている。

 山口県岩国市では7日未明、民家が土砂崩れに巻き込まれた。住民2人と連絡が取れなくなったが、1人は救出された。佐賀市でも外出したまま女性1人が不明。また、6日に安否不明となった北九州市門司区2人、福岡県筑紫野市1人、佐賀県伊万里市1人の捜索が続けられている。

 気象庁によると、雨は8日夕方まで続く見込み。8日正午までの24時間の予想雨量は多い所で▽東海、九州南部250ミリ▽北陸、四国200ミリ▽近畿、九州北部150ミリ▽北海道120ミリ▽東北、関東甲信100ミリ▽中国80ミリ。【寺岡俊、益川量平、花澤葵】

最終更新:7/7(土) 12:40
毎日新聞

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