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ブシロード山口が3年ぶり世界切符 師匠永田裕志ばり“バックドロップ”で起死回生

7/7(土) 19:47配信

デイリースポーツ

 「レスリング・世界選手権代表決定プレーオフ」(7日、和光市総合体育館)

 10階級で行われ、男子フリースタイル97キロ級は、17年全日本王者の山口剛(29)=ブシロード=が、全日本選抜王者の赤熊猶弥(自衛隊)を14-8で撃破し、3年ぶりの世界選手権(10月、ブダペスト)代表を決めた。

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 山口は2-7と大きくリードを許した第2ピリオド、試合時間残り2分を切ったところで相手の背後についた。そこで繰り出したのはブシロードの永田裕志監督の必殺技である“バックドロップ”。起死回生の大技を決めて6-7と反撃を開始すると、そこから果敢に攻め立てポイントを重ね、14-8と逆転勝利を収めた。代表切符を決めると、セコンドの永田監督と「ゼアッ!」とお決まりの敬礼ポーズを交わした。

 ジェットコースターのような、まな弟子のダイナミックな試合運びに、永田監督は「劇的な逆転劇で観客を手のひらの上に乗せた。レスリングの試合だけど、我々(プロレス)のような試合だった。こういう試合をしていけばレスリング人気も上がる。模範のような試合だった」と大絶賛した。

 一時は引退も決意したが、昨年マットに復帰し、再び世界への挑戦権を手にした山口は「世界で戦う上での課題を試して東京五輪につなげたい。目標は(13年世界選手権での)8強以上で、メダルを獲りたい」と宣言。すると、永田監督からは「『金メダルを獲る』とでっかいことを言ってほしい」とハッパをかけられ、「金メダルを獲りたいです」と“上方修正”した。日本重量級の意地を見せる。