ここから本文です

【福島】いわき海星、4年ぶり初戦突破 4番・水野2安打2打点

7/8(日) 5:03配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権 福島大会 ▽1回戦 いわき海星5―0本宮(7日・いわきグリーン)

 福島大会が7日、開幕した。開会式後に行われた開幕試合では、いわき海星が本宮に5―0で勝利。打っては、4番・遊撃手の水野太智主将(3年)が4打数2安打2打点。投げては、エースの岩崎智弥(3年)が9回4安打無失点の快投。投打の柱が仕事を果たし、4年ぶりの初戦突破と東北6県で最初の完封勝利を決めた。なおこの日予定されていた岩手大会は、雨天のため8日に順延された。

 抜けてくれ―。1点リードの3回2死一、二塁、4番で主将の水野は燃えていた。「(仲間が)つないでくれた。振り抜くしかない」インコースのスライダーをやや詰まりながらも押し込んだ。雄たけびを上げる主将の声とともに左中間へはじかれたボールは左翼手の頭を越える2点適時二塁打となった。

 水野は春の大会以降、打撃不振に陥った。「ずっとモヤモヤしていた。先週、最後の練習試合も4の0。吹っ切れました」と笑顔を見せた。3打席目も左前打を放ち、この日4打数2安打2打点と打線を引っ張った。

 主砲の活躍に負けじとエース左腕・岩崎も快投を見せた。直球は110キロ台ながら、チェンジアップ、スライダーを駆使して相手に的を絞らせない投球を披露した。「かわすのが持ち味。スライダーが切れていた」相手打線を手玉にとり、9回4安打無失点に抑え込み、「公式戦で完封するのは初めての経験です」と喜んだ。

 地の利も力に変えた。地元のいわきグリーンスタジアムには300人を超える生徒たちが応援にかけつけた。水野は「声援が力になった。勝つこと、良い試合を見せたいという思いを強く持てました。感謝しています」と“オール・いわき海星”で快勝をつかみとった。

 2013年に21世紀枠で春のセンバツに出場。それ以来の聖地を目指す。2回戦は11日に修明と同会場で対戦する。「全力疾走や初球打ち、いつも徹底することをいつも通りやれれば負けない」と主将。エースと4番が、4年ぶりの夏の初戦突破を勢いに変えていく。(小林 泰斗)

最終更新:7/14(土) 8:58
スポーツ報知

あわせて読みたい