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目指すはネットで熱い「網紅店」、ポイントは自撮り客 成都のカフェ

7/8(日) 8:25配信

東方新報

【東方新報】夏になると、たくさんの女性が連れ立って、あちこちの自撮りスポット巡りをしている。土曜日の午後4時、ある「網紅店」(インターネットで話題を呼んでいる店)はすでに満席だ。客の大部分は、友人と一緒に来る若い女性だ。客の一連の動作は同じだ。まずカウンターで飲み物を注文し、残りの時間は自撮りをする。

 中国・四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)にある一部のレストランやカフェでは、自撮りスペースを提供するために店の改修をしている。こうした店が頻繁にネットで取り上げられ、タグ付けされると「網紅店」となる。

 ピンクの壁、ピンクの椅子、ピンクの収納箱。成都市の新世紀環球中心(New Century Global Center)近くにある「網紅店」は、店内は乙女心いっぱいのデザインであふれている。3000平方メートルある店内の半分は、客のための自撮りスポットだ。プールの中には無数のカラーボール。屋外は芝生となっており、芝生の周囲はカラフルな壁に囲まれている。店内には自撮り客専用の撮影道具や衣装のレンタルもある。

 成都市の武侯区(Wuhou)高攀路(Gaopanlu)のある店は、米国の西海岸スタイル。店内には白を基調としたガラススペースの部屋があり、大きな植物のレイアウトとネオンはひときわ目を引く。店の入り口の左側にある飾りのついた壁が、自撮りの必須スポットになっている。

 ある店の責任者、張怡然(Zhang Yiran)氏によると、店に来る80%の客は90年代生まれで、ほとんどが女性だという。開店費用については明らかにしなかったが、植物や照明などの改修費が大部分だと明かした。店内のレイアウトやデザインは、客を呼ぶ上で重要な役割を果たす。平日の来店人数は100人ほどだが、週末になると300人ほどになる。店の雰囲気に魅了され、自撮り写真を撮りに来るそうだ。

 張氏はさらに、「自分とほかの3人のパートナーは、かつて米国に留学しており、店の設計やデザインは米国の西海岸スタイルを採用することで一致した。本来は朝食屋を経営するつもりだったが、自撮り客が多いので、次回は自撮り客に合わせたレイアウトにしてみるつもり」と話した。(c)東方新報/AFPBB News

※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。

最終更新:7/8(日) 8:25
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