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暑い夏の味方、扇風機つき作業着!?【島ネタCHOSA班】

7/9(月) 11:04配信

琉球新報

最近建設現場などで作業をしている方々が、扇風機のついた作業着を着ているのを見かけます。あれってどのくらい効果があるんでしょう。着心地は? 良さそうなら夏場のお出かけ用に一着欲しいです。

(中城村 ブリップスアンドチッツさん)


どうも、調査員です。ただいま、調査依頼のありました扇風機(ファン)付きジャケット「空調風神服」を着ています。ファンの風力は4段階中の最大レベル。エアコンの効いた室内で使用していると寒いと感じてきました~。


気になる着心地は?

「クーラーの中で使っていると風邪をひきますよ」と笑うのは、那覇市内で業務用衣類を取り扱うお店「玉宮ユニフォーム」の代表取締役・宮城健さん。「空調服(ファン付き作業着の一般名称)」がお店の一押し商品だということで、今回お話を伺いました。

空調服とは、一般的に背中に2つの小型ファンが搭載されている作業服のこと。近年建設現場など、肉体労働の現場で使用されることが増えており、見かけたことがある方も多いのでは。小型バッテリーで動くファンが駆動すると、本体のジャケット部分が風で膨らみ、体温が衣服内に籠(こも)ることを防いでくれます。ファンがジャケット内に常に新しい空気を取り込むので、汗や湿気の不快感も抑えられ、熱中症対策にも効果大のようです。

実際に着させてもらったところ、着心地も軽く、バッテリーやファンなど機械類の重さはほとんど感じません。確かに、これならハードに体を動かす仕事でも安心して使えそう。「一度着たらもう元の作業着には戻れないでしょう」と宮城さんは太鼓判です。

玉宮ユニフォームでは、さまざまな種類の空調服を取りそろえているほか、カスタマイズにも対応しています。例えば、ファンを2つ増設した空調服。4つのファンが背中についた後ろ姿はなんだか近未来的な雰囲気。SF映画にも出てきそうな見た目がかっこいい!

若い建設作業員や鉄筋工の間では、独自にカスタマイズした空調服が注目されているようで、ファン6つ付けや、ズボンへの設置をして個性を出すお客さんもいるそうです。これから建設現場などの近くを通りがかるときは、作業員さんたちの服装をチェックしてみるのも面白いかも。


県内でも徐々に浸透

宮城さんによると、空調服は10年ほど前から市場に出回り始めたとのこと。発売から間もないころは、着用していると既存の作業着とは違う見た目を不思議に思われたり、笑われることもあったそう。しかし、その機能性が肉体労働の現場で徐々に評価されはじめ、最近では、会社指定のユニフォームとして支給する企業もあるのだとか。空調服の使用は、熱中症予防だけでなく、着ている人の作業効率アップにもつながります。年に100日以上の真夏日がある沖縄県では特に重宝するはずですね。

「先日の糸満ハーレーはこれを着けて観戦したんですよ」と宮城さん。体を涼しく快適に保ってくれる空調服は外でのレジャーにも最適。建設現場や工事現場以外での使用も広がっているそうです。農作業や散歩用に買い求めるお客さんもいるほか、ゲートボールをするお年寄りにもおすすめしているとのこと。

あまりの快適さに調査員も一着欲しくなってきました。普段着とコーディネートしたらきっと注目の的になるはず!? 空調服は近い将来、帽子や日傘と並んで、夏の外出に欠かせないアイテムの一つになるかもしれませんね。


(2018年7月5日 週刊レキオ掲載)


玉宮ユニフォーム 
那覇市泉崎1ー4ー14
[電話]098ー862ー3409

琉球新報社

最終更新:7/14(土) 11:54
琉球新報