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プロが伝授! シッポで分かる猫と仲良く暮らす9つのヒント

7/9(月) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 愛猫が何を考えているのかよく分からない。そう思ったらしっぽに注目してみよう。ネコのしっぽの動きは、感情を雄弁に表現しているのだ。

 キャットシッターとして延べ5万匹以上のネコと接した経験から、「猫の學校」(ポプラ社)などの著書を執筆し、全国で猫スクールセミナーを展開している南里秀子さんに、しっぽで感情を読み解くヒントを教えてもらった。

①上の方にピンと立てている
 相手に気を許しているサイン。ご機嫌、好意、遊んでほしい、求愛などの感情の表れである。この状態では、デリケートな部位(肛門や性器)を相手に見せている。つまり、相手を信頼している、敵意がないというわけだ。

②水平方向にまっすぐ伸ばしている
 相手に友好的、あるいは敵意がない状態。この後、多くのネコは、相手の体や持ち物に体をこすりつけ、なわばりを示すための匂いづけをする。シッティングで初めて会うネコは、最初はたいていこのしっぽの状態。こちらの様子を十分観察した上で、大丈夫そうだと分かると、しっぽを立てて、シッターのふくらはぎにこすりつける。これがシッターとネコとの「よろしくね」のあいさつなのだ。

③全体を小刻みに素早く振っている
 ちょっとイライラしているので、そっとしておく方がいいだろう。このとき、ネコの耳にも注目してほしい。耳を伏せていれば、かなりご機嫌斜め。

④全体を大きくバタバタと振っている
 何かを狙っている時、ネコはこのようなしっぽの動かし方をする。ネコの視線の先に注目しよう。しっぽには体のバランスを取る働きも。狩猟態勢に入った時のしっぽの微妙な動きは、まさにバランスの極みといった感じ。

⑤横の方向に左右一定のリズムで振っている
 まあまあの気分といったところ。人でいう鼻歌を歌っている感じだ。

⑥逆U字にカーブさせている
 身を守りつつ攻撃するぞと語るのが、このしっぽの形。子ネコがじゃれ合う際に見られる。この形は、他のネコを遊びに誘う時や、はしゃいでいる時にも見られる。

⑦股の間に丸め込んでいる
 降伏や服従、恐怖の感情の表れ。ネコ同士ケンカをしていて、参りましたとなると、こんな風にしっぽを使う。デリケートな部分をしっぽで防御している形で、耳は伏せられ、ヒゲは顔に貼り付く。なるべく体全体を小さくして、攻撃を受けないようにするためだ。

⑧座った姿勢で左右に揺らしている
 母ネコが子ネコを遊ばせる時などに見られる動き。「まぁまぁ」の気分と思われる。ゆったりとした雰囲気が醸し出されていれば、安心しているのだろう。

⑨しっぽの毛を逆立てている
 背中の毛も同時に逆立て、体を少しでも大きく見せて、相手を威嚇しているのがこの状態だ。無理に近寄ろうとすると、攻撃を受けかねないので注意。激しく動揺した時にも、このようなしっぽになることがある。

 さて、あなたもネコのしっぽの動きをじっくり観察してみてはいかが?

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