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【タイ】知財フェア、ジェトロが保護の取り組み紹介

7/9(月) 11:30配信

NNA

 タイの首都バンコク東部バンナーの展示場「バンコク・インターナショナル・トレード&エキシビション・センター(BITEC)」で6~8日、特許や商標、意匠など知的財産(IP)に関する啓発イベント「IPフェア2018」が開かれた。日本からは日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク事務所がブースを設け、知的財産の保護に関する日本政府の取り組みなどを紹介した。
 IPフェアはタイ商務省知的財産局(DIP)が2006年から毎年、開いている。ことしは約250の企業や団体、政府機関が参加。特許などの取得に関する相談受け付けや、セミナー、特定の地域で生産された商品に使用が認められる地理的表示(GI)を得た商品の販売などを行った。
 ジェトロのブースでは、日清製粉グループのタイ日清製粉(宮嵜英二社長)が、6月に冷凍生パスタの特許をタイで取得したと発表。フェア開会式に出席したチュティマ商務副大臣に紹介した。
 宮嵜社長が「特許の取得には通常10年かかるが、ゆでたてのパスタを急速凍結する技術をセミナーで説明した結果、5年で特許を取得できた」と明かすと、チュティマ副大臣は「次は小麦粉ではなく、コメのパスタも開発してほしい。グルテンフリーなので、市場は大きい」と応じていた。
 タイ日清製粉は、年内にも冷凍生パスタの販売を始め、外食店を中心に売り込む。
 このほか、ジェトロのブースでは、「バオ バオ イッセイ ミヤケ」のバックやヨネックスのバドミントン・ラケットなどの本物と模造品を展示。さらに、タイ当局の特許出願審査のスピードを速めるため、16年以来、日本から延べ12人の審査官がタイを訪れ、人材育成に努めていることなどをパネルで紹介した。
 東南アジア諸国連合(ASEAN)産GI商品の即売ブースでは、インドネシア各地のコーヒーが出品され、チュティマ副大臣も試飲して、味を楽しんでいた。

最終更新:7/9(月) 11:30
NNA