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【セレクトセール】「サトノ」の里見オーナー落札ドバウィハイツの2017、異例の英国デビューへ

7/10(火) 6:04配信

スポーツ報知

 世界的な良血馬がめじろ押しのセレクトセール(日本競走馬協会主催)が9日、北海道・苫小牧ノーザンホースパークで始まった。初日の1歳馬部門は過去最多の23頭が1億円以上で取引される盛況。(株)サトミホースカンパニーの里見治オーナーは1億8000万円で落札したディープインパクト産駒、ドバウィハイツの2017(牡)を英国のMスタウト厩舎でデビューさせることを明かした。同一年の2か国ダービー制覇の偉業を目指す。なお、10日は18年生まれの当歳馬のセリが行われる。

 夢は大きな方がいい。「(株)サトミホースカンパニー」が1億8000万円でドバウィハイツの17(牡、父ディープインパクト)を落札した後、里見治オーナーが壮大なプランを披露した。「イギリスに持っていく可能性がある、という話をしています。トライしてみたいです」。実現すれば、ハービンジャーやシングスピールなどを管理した名伯楽、Mスタウト調教師(72)に預託する予定だという。

 突然、降ってわいた話ではない。里見氏が管理馬を多く預ける堀調教師とスタウト調教師が懇意であることから、昨秋にサトノダイヤモンドとサトノノブレスで参戦した凱旋門賞後、英ニューマーケットのセリで紹介された。当初は昨年の当歳セールにおいて2億円で落としたコンテスティッドの17(牡、父ディープインパクト)を渡英させる予定だったが、「(母)ドバウィハイツの子供を連れていった方がいいかもしれないと言われた。入れ替えるかもしれません」と青写真を明かした。

 日本人オーナーが当セールで購買した馬を異国の地でデビューすることは極めて異例。もちろん、今春の欧州競馬で仏ダービー馬スタディオブマンや英愛ダービーで1番人気に推されたサクソンウォリアーが活躍したことも決断を後押しした。「向こうでもディープの子供が走っている。目標は英ダービーです」と今年の報知杯FRを制したリバティハイツの半弟に期待を寄せた。

 他にも同じディープ産駒、ノヴァホークの17(牡)も1億6000円で落札。こちらは「この馬が一番気に入ってると言っていた」という池江調教師に預託予定だ。同一年の2か国ダービー制覇という大きな偉業へ、大きな一歩を踏み出した。(山本 武志)

 <サトノダイヤモンド今秋は国内に専念>

 今秋に海外遠征プランがあったサトノダイヤモンド(牡5歳、栗東・池江厩舎)は国内路線に専念することになった。里見治オーナーが「国内で立て直したい」と海外遠征は視野に入れていない模様で始動戦などは未定。「(年内に)1つか2つ、G1でも取れば、それで種牡馬にという話にもなるかもしれない。ただ、まずは本来の姿を取り戻すことです」と同オーナーは復活を願った。

最終更新:7/14(土) 11:58
スポーツ報知

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