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レビュー:AKとJHのコラボイヤホンBillie Jeanは一度聴けば欲しくなる!

7/9(月) 17:05配信

Stereo Sound ONLINE

「Billie Jean」はポータブルオーディオ界のハイブランドがコラボして作った

 オーディオ機器の“コラボモデル”とか“ダブルネームモデル” と聞くと、多くのオーディオファンは気持ちを高ぶらせるのではないだろうか。筆者もその一人だ。友好関係にある2つのブランドがそれぞれの持つフィロソフィーや技術を融合させると、往々にして「1+1=2」以上の製品が生まれる。今回レビューを行なう「Billie Jean」(ビリー・ジーン)は、まさにその典型となるユニバーサルIEM(インナー・イヤー・モニター=モニター用イヤホン)だ。

【画像】音のよい秘密は?

 ビリー・ジーンは、ハイエンドDAPブランドのAstell&Kern(アステル&ケルン) と、IEMで世界的メーカーとして知られるJerry Harvey Audio(JHオーディオ)のコラボレーションにより誕生した。JHオーディオのユニバーサルIEMは、複数のドライバーを組み合わせ、5万円を超えるモデルがほとんど。その点、本機はエントリーモデルに位置づけられ、直販価格が3万9980円(税込)とリーズナブルだ。



ユニバーサルIEM
Astell&Kern/JH Audio
Billie Jean
オープン価格(直販価格3万9980円、税込)



 エントリーモデルながらも、同ブランド独自開発のカスタム BA(バランスドアーマチュア)型ドライバーを高域用と中低域用に1基ずつ搭載する、2Wayデュアルドライバー構成としている。

 ビリー・ジーンを語る上でまず触れなければいけないのは、上位モデルに採用された「Freqphaseテクノロジー」が搭載されていること。本技術は、独自の「チューブウェイブガイド」を用いて、高域と中低域を担当する2つのドライバーの時間軸と位相を正確に制御し、それぞれのドライバーの信号到達時間を 0.01 ミリ秒以内に統一させるというもの。これにより複数のユニットを用いるマルチドライバーイヤホンの弱点として指摘されることも多い、帯域による質感の違いや位相のズレを大幅に低減させた。

 また、ハウジングのノズル部分にアコースティックチャンバーを設け、音声伝達時の空気量を増すという「アコースティック・チャンバー・サウンド・ボア」デザインを、ブランド初採用。これにより、高域特性の最適化と空間表現力を改善する。

 リケーブルにも対応する。端子はカスタム IEM 2pin タイプ。付属ケーブルは、米国デュポン社が開発したケブラーに圧縮した銀メッキ銅線を巻き付けた独自品を採用。取り回しの良さと音の良さを両立したとしている。

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最終更新:7/9(月) 17:05
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