ここから本文です

瀬々敬久監督の『菊とギロチン』が満足度ランキング第1位

7/9(月) 18:00配信

ぴあ映画生活

「ぴあ」調査による2018年7月6日、7日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、瀬々敬久監督が手がけた189分の大作『菊とギロチン』が第1位になった。

ほか画像

本作は関東大震災後の大正時代末期を舞台に、女相撲の力士たちと、理想世界を夢見る若きアナキストたちが出会い、“自由な世界に生きること”を願う彼らが次第に心を通わせ、それぞれの闘いに挑む姿を描く青春群像劇。

観客からは「生きるってこういうことなんだと身体の深いところで感じた。あの時代と今は何が違うのか、ふと考えさせる映画だった」(29歳・会社員)、「いろいろな刺激があった。歴史的な文化としてこんなことがあったのだと女相撲のシーンは興味深かった」(32歳・公務員)、「時代と戦う女性たちの強さを感じた。国家というものをどう考えていくのかという点で今に通じるものがある」(60歳・公務員)、「土俵に女の人が立てないことが問題になっている中で、女の人が相撲をしているのがすごく良かった。ふたつの実話を基にしたストーリーが上手く結びついていておもしろかった」(73歳)などの声が寄せられた。

また「監督の作品が好きだから初日にきた」と話す観客からは、「瀬々監督の作品を観てきたが、日本の歴史的な背景を踏まえ、表から見えない部分に光をあてようとする意志を感じた。監督の撮りたいものと想いが詰まっていた」(50歳・会社員)、「ひとりひとりの心情がしっかり描かれていて、主人公・花菊の真っ直ぐな感情が心に残った。あの瞳を見るだけでも価値があったと思う。監督にはこれからも3時間、4時間の作品を作ってほしい」(25歳・会社員)などの声があがった。

注目は、3位に入った『虹色デイズ』。水野美波の同名少女コミックスをGENERATIONS from EXILE TRIBEの佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星ら若手俳優で実写化した青春ストーリー。

劇場には10代、20代の女性客の姿が目立ち、出口調査では「佐野玲於くんは全部がカッコよかった!特に歩道橋のシーンは一番ドキドキした」(13歳・中学生)、「原作に負けないくらい面白かった。高杉くんと中川くんが好きなので、あのシーンは最高にアガった! 登場人物が多いので、役の名前を覚えてから観にきたほうが楽しめる」(15歳・中学生)、「恋と友情どっちも“ザ・青春”って感じだけれど、ちゃんと現実味もあって、それがアクセントになっていた。そんなにモテなかったり、受験生だったり、普通の高校生の悩みに親近感がわいた」(17歳・高校生)、「仲良し4人組が繰り広げる恋愛模様は高校生らしくて甘酸っぱくてたまらなかった。男に生まれたらこんな学生生活を送りたい!って思ってしまうほどキラキラしていた」(18歳・大学生)など熱い声が多く寄せられた。

(本ランキングは、7/6(金)、7(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

最終更新:7/9(月) 18:00
ぴあ映画生活