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【Krush】皇冶に「逃げられた」大岩龍矢は山本真弘と対戦

7/10(火) 17:33配信

イーファイト

 8月18日(土)名古屋国際会議場イベントホールにて開催されるキックボクシングイベント『Krush.92~in NAGOYA~』の記者会見が、7月9日(月)都内にて行われた。

【フォト】泰斗と川崎が醸し出す悲壮感を笑いに変える佐藤・名古屋大会実行委員長

 スーパー・フェザー級のワンマッチとして、大岩龍矢(26=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs山本真弘(35=N.F.T.T.)が決定。

 大岩はラグビーで鍛えた(愛知県代表)フィジカルを武器に、14勝(4KO)4敗の戦績を持つ。現在3連勝中。対する山本は47勝(12KO)20敗7分と74戦のキャリアを持つベテラン選手で、かつて3つのビッグトーナメントを制覇し、3本のベルトを巻いた。-60kg世界最強とも言われた実力者。

 同門の武尊の盟友でもある大岩は、5月大会でKO勝ちを飾った試合後のマイクで以前から武尊に対戦要求している皇冶の名を挙げ、名古屋大会での対戦をアピール。しかし、「地元で最高に盛り上がる試合がしたいと思っていて、インパクトある選手の名前を口にしたんですが、ビビッているか分からないけれど逃げられてしまった」と対戦は実現しなかった。代わって「山本真弘という凄い選手と決まって今はワクワクしています」と気持ちの切り替えは出来ているようだ。

 山本の印象については「相手はスピードマスターということで、自分はフィジカルマスターだと思っていて、スピードをフィジカルで倒す気持ちです。名古屋でしっかりKO勝ちして、タイトルマッチでもKOしてベルトを巻く。そのイメージで今年を締めたいと思います」と、この試合に勝って年内にタイトルを奪取すると話した。また、皇冶については「自分が今欲しいのはKrushのベルトなので、今は全く興味ないです」とした。

 山本は会見を欠席したため、「私自身名古屋に足を運んだことがないので試合が出来ることを楽しみにしてます。大岩選手、お互いベストの状態でリングで会いましょう」とのメッセージが読み上げられた。

 ライト級のワンマッチとして、泰斗(30=チーム泰斗)vs川崎真一朗(26=月心会ラスカルジム)も決定。泰斗は5連敗中、川崎も2連敗中ということで記者会見では両者ともややネガティブな発言が多かった。

 川崎は「試合を組んで出してもらったんですが、チャンスを生かせず棒に振ってしまいました。次は呼んでもらえないと思っていたんですが、また声をかけていただけて試合も泰斗選手とやらせてくれるとのことなので、今度はチャンスを逃さずKOしていきたい」と、今度こそとの想いが強いようだ。

 泰斗は「落ちるところまで落ちている僕ですが、今でも遠方から応援に来てくれる人がいて、ずっと負けてカッコいいところが見せられていないし、いつも完全復活すると言って出来ていないので、最後のつもりで腹くくって背水の陣で臨みたいと思います」との悲壮な決意。

 お互いの印象を聞かれると、川崎は「きれいな戦い方をする。ローにしてもミドルにしてもパンチにしても偏らずバランスのいい戦い方をしている。その反面、特徴のない選手という印象も受けます」、泰斗も「気持ちの強い選手だと思いますが、特に何があるかと言うと特徴がないと思ったし、出稽古先の大和ジムの会長からも特徴が無くて似たようなタイプだと言われました」と、お互いに特徴がないという。

 名古屋大会の実行委員長である佐藤嘉洋は「2人とも自信を喪失しているなと感じます。その2人が戦って最後はどっちが持って行くのか。落ちに落ちた選手同士が戦うのも格闘技の魅力。負けたらもう呼ばれないかもしれない、イコール引退なんですよ。そういうどん底同士の戦いは人間ドラマを見せてくれそう。僕は解説席で泣いてしまうかもしれない」と、かなり悲観的にこの一戦を評した。

 場の空気が暗く沈む中、宮田充K-1プロデューサーは「川崎選手は結果がついてきていないが、毎回やるかやられるかの試合を見せてくれる。試合経験を積んでいって、ひとつ勝てば上に上がっていく選手だと思っています。相手を打ちのめす試合を見せて欲しい。凄く期待しています」と、川崎に檄を飛ばした。

最終更新:7/10(火) 17:33
イーファイト