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9月の過密日程より心配 阪神が抱える“ロサリオ・大山問題”

7/10(火) 12:02配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 西日本豪雨は広島県内全域で甚大な被害をもたらしたことで、9日からの広島―阪神3連戦は中止。前半戦だけで15試合が延びた阪神は、9月の超過密日程が懸念されているが、逆転優勝を狙う阪神にとってそれ以上に頭が痛いのは、この2人の不振だ。

 まずは、48試合、打率・230、4本塁打、22打点と期待を裏切っているロサリオだ。

 開幕から4番を任された新助っ人は外角の変化球がまったく打てず、6月3日に登録抹消。今は矢野二軍監督から「外のボールになる変化球は捨てろ」と、一から日本の野球を教え込まれている。だが、「フォームに悪い癖はなく、真面目で研究熱心。日本の配球に慣れたらホームランを量産する」とみていたあるOBは、「最近は様子がおかしい」と、こう言うのだ。

「球団が緊急補強したナバーロが、6月29日のヤクルト戦で来日初打席初ヒットを打った。するとロサリオは腰の張りを訴えて翌日のオリックス戦から欠場した。自分の代わりに起用されたナバーロの活躍が面白くなかったようで、記者たちはサボりとみている。日本の投手が打てないことや二軍暮らしがこたえていて、一軍昇格はかなり遅れるかもしれない」

■ウエスタンでは活躍するも…

 昨年4番も打った大山も今季は苦しんでいる。「その一因は金本監督にもある」と、在阪テレビの関係者が声を潜めてこう語る。

「監督は、自分の現役時代のようにボールをギリギリまで呼び込んで軸足の上で腰を回す打ち方を選手に教える。これにマッチしたのが糸原ですが、柔軟なフォームで、前でボールをさばく大山には合わないようです。昨年とは打撃フォームが変わってしまい、タイミングがうまく取れなくなった。しかも、結果を出さなければスタメン落ちどころか、二軍に落とされる。ヒット欲しさから右方向にばかり打つようになった」

 それでも結果が伴えばともかく、6月22日に抹消されるまで打率・204と低迷した。

「監督が打撃フォームを強制するのはいかがなものか、という声はOBからも聞かれます」(前出の関係者)

 この日阪神の若手一軍はウエスタン・リーグの中日戦(鳴尾浜)に出場。大山は左翼へソロ弾を放ち、6月29日以来の実戦となったロサリオも2安打したが、相手は二軍。この2人が深刻な不振から脱する時期は、まだ読めない。

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