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ゴルフクラブは「3つのパーツ」でできている! ギアオタクがその役割を考えた

7/10(火) 18:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

新しいクラブを買うときはヘッドばかりが注目されがちだが、実はゴルフクラブというのは3つのパーツに分解することができる。「ヘッド」「シャフト」「グリップ」だ。それぞれの役割について業界屈指のギアオタクでクラブフィッターの小倉勇人が考えた。

みなさんこんにちは。店長の小倉です。今日はゴルフクラブのパーツについてお話ししたいと思います。ゴルフクラブのパーツは大きく3つに分けられます。「ヘッド」「シャフト」「グリップ」です。この3つのパーツはそれぞれ異なった役割があります。

「グリップ」は、ゴルファーがスウィングで生み出すエネルギーをクラブに伝える役目を持ち、なおかつ操作性にも影響するパーツ。グリップを握る手はスウィング中大きく可動する部分であり、この部分が余計な力などでスムーズに動かないと大きなエネルギーロスにつながってしまいます。グリップで飛距離が変わるというのもあながち大げさなことではありません。スムーズなエネルギー伝達を実現するためにも強く握らなくても滑らない性能が求められます。

シャフトがもっとも影響するのは「タイミングの取りやすさ」

「シャフト」は、弾道にも影響はしますが、それよりももっと大きく影響する項目があります。それはタイミングの取りやすさ。ゴルフスウィングは大きくクラブを振り上げて、切り返しで反動をつけて振り下ろします。その振り下ろす瞬間にシャフトのどこがしなると気持ち良く力が出せるのかはゴルファーの個々のスウィングによって異なります。

だからトッププロや上級者は様々なシャフトを試し、それぞれが異なったシャフトを使うのです。知り合いがシャフトを替えて飛距離が伸びたから自分も同じシャフトにしたら全然飛ばなかったなんてことを良く聞きますが、至極当然な事。

正確には、飛距離が伸びるというわけでなく、自分のタイミングで打てるようになるので芯でミートしやすくなり、エネルギーロスや無駄なスピンの少ない弾道が打てる確率が上がるということなのです。

飛ぶシャフトというとシャフトを替えただけでボール初速が上がるようなイメージを持ちがちですがそうではありません。またシャフトの長さを変えることでヘッドスピードを調節し、ボールの打ち出し角と合わせて飛距離を調節するといった役目も担っています。

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