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お役所って敷居が高いから。虐待をなくすためにタレントたちが厚労省に提案したこと

7/10(火) 17:20配信

BuzzFeed Japan

東京都目黒区で3月、5歳だった女の子が両親から食べ物を与えられず、暴力をふるわれて亡くなった事件。「もう、目をそらすことはできない」という思いで集まったタレントたち5人が7月10日、厚生労働省を訪れ、加藤勝信大臣あてに、児童虐待の根絶に向けた提案書と要望書を提出した。【BuzzFeed Japan / 小林明子】

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また、TwitterやInstagramで呼びかけたハッシュタグ #こどものいのちはこどものもの に集まった5000を超えるコメントも、牧原秀樹副大臣に手渡した。

自治体や企業に取材も

イラストエッセイストの犬山紙子さんの呼びかけに、子育て中のタレント4人が賛同し、6月11日にチームをつくった。普段はLINEのグループでやりとりしながら、メディアに出演したり、自治体や企業に取材をしたり、SNSで情報を拡散したりと、それぞれができる範囲で活動を続けている。

「児童相談所に専門職を増やして」

#こどものいのちはこどものもの には、国や自治体、児童相談所への要望が多数、寄せられた。チームのまとめによると、

・児童相談所の拡充(専門職の増員や待遇改善、介入と支援の部門を分ける組織改革、一時保護所の環境改善など)
・育児不安の解消(乳幼児健診や産前産後の支援など)
・保育園の拡充
・警察などとの情報共有、介入

などの意見が多く、賛否が分かれるものもあった。「声をあげてくださった方に共通しているのは、虐待のない社会にしてほしいという一人ひとりの思いです」(犬山さん)。

LINE相談窓口は前向きに検討

こうした意見をもとに「~私たち5人からの提案~」としてまとめた提案書は、【緊急対策・応急措置】と【予防対策・根本治癒】の2本立て。

優先的に実施してもらいたい要望としたのは「児童相談所の体制強化・機能強化」。「専門職をはじめとする人員体制の強化」や「虐待かな?と思ったときや虐待しそうになったときに気軽に相談できるアプリやLINEの窓口の創設」などをあげている。

5人はこの提案について、非公開で牧原副大臣と意見交換。なかでもLINEの相談窓口については、東京都が11月に試験的に開設する予定で、厚労省も「調査研究する」と前向きな姿勢を示したという。

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最終更新:7/10(火) 17:20
BuzzFeed Japan