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ヤジ飛ばされた肺がん患者、国会で再び受動喫煙対策訴え 自民党議員二人が謝罪

7/10(火) 18:28配信

BuzzFeed Japan

衆議院厚生労働委員会で参考人として意見を述べた際、自民党の穴見陽一衆院議員にヤジを飛ばされた日本肺がん患者連絡会理事長の長谷川一男さん(47)が7月10日、今度は参議院厚労委員会の参考人として再び受動喫煙対策を訴えた。

この日、質疑に立った二人の自民党議員は、いずれもヤジ問題に触れ、長谷川さんに対して謝罪した。

穴見議員は長谷川さんに詫び状を2回送っているが、未だに対面で謝罪しておらず、BuzzFeed Japan Medicalの再三の取材申し込みにも応じていない。
【BuzzFeed Japan Medical / 岩永直子】

被害者になっても加害者になっても、それは「地獄」

長谷川さんは8年前ステージ4の肺がんと診断を受けた。自身は喫煙したことがないが、肺がんで亡くなったヘビースモーカーの父親や職場の同僚のたばこの煙を浴びてきた。「受動喫煙によって病気になったのではないかと思っている人間です」と冒頭で立場を伝え、意見を述べ始めた。

長谷川さんは「がんを患って知ったことがあります。それは、『人は苦難を乗り越えようとする強さを持っている』ということです」「運命を受け入れ、自分の命を全うしようとするのです」としながら、「この考え方は前提があります」と続けた。

「それが運命ならば、ということです。もし自分のがんが何らかの外的な要因によって起こったとするならば、もし避けられることだったとすれば、話は違います」

「想像してほしいです。もし、他人の行為が原因で、自分の命に限りがあると告げられたら。そしてその原因として目に浮かぶのは、自分の身近で大切な人たちです。家族であり、友人であり、職場の同僚です。気持ちを持っていく場はどこにもありません」

次に、喫煙者の視点に切り替えて語りかけた。

「想像してほしいです。もし、自分の周りの大切な人が肺がんを患い、命を落とすかもしれない状況になったら。その原因にもしかしたら、自分が関わっているかもしれないという疑念が出ます。科学的にたばこの健康被害は明らかになっています。『本当に受動喫煙は体に悪いの?』と逃げることはできません」

そして、こう告げた。

「これは地獄です」

さらに、山梨県が2016年に実施したアンケートで、家族に喫煙者がいる中高生の6割が1ヶ月以内に受動喫煙を経験したと回答し、家庭に続き、飲食店、路上が煙に晒される場になっていることを示し、こう議員らに語りかけた。

「私のような人間が今もなお作られ続ける現実があるかもしれません」

「年間1万5000人もの人が受動喫煙で亡くなっている。その一人一人にある苦しみの声をぜひ想像していただきたいです。大事なことは、これは『救える命』であるということです。それを放置し、苦しみを生み出すのはもう終わりにする。そんな法律であることを患者として強く思います」

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最終更新:7/10(火) 18:56
BuzzFeed Japan

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