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【障害年金】障害者手帳って必要? どんな人がどうやってもらえるの? もらえないこともあるって本当? にお答えします。

7/10(火) 11:50配信

マネーの達人

「障害年金」をご存じですか

「障害」と呼び名が付いているので、障害者手帳が発行されている人を対象に支給される年金と勘違いしている人が少なくありません。

でも、「障害年金」と「障害者手帳」は全く別の制度です。

障害年金はどんな人がもらえるの?

障害年金は病気やケガが理由で生活や仕事に制限されるようになった場合に支給される年金です。

・ 手足などの身体的な障害
・ ガン
・ 糖尿病
・ うつ病

なども支給の対象です。

日本年金機構のWEBサイトに掲載されている「国民年金・厚生年金保険 障害認定基準」 で、具体的な障害の程度などについて確認できます。

■申請する場合

最初に病院を受診した初診日から起算して1年6月を経過した日(または、1年6月以内にその傷病の症状が固定し、治療の効果が期待できない状態に至った日)が障害認定日になり、障害等級の認定がされると年金が受給できます。

国民年金加入者は障害基礎年金が受給できるかも

病気やケガで最初に病院を受診した初診日に国民年金に加入していた場合は、障害基礎年金の請求ができます。

障害基礎年金には1級と2級があり、障害等級に応じて以下の年金額が支給されます。

・ 障害基礎年金1級 77万9300円×1.25 + 子の加算
・ 障害基礎年金2級 77万9300円 + 子の加算

※「子の加算」は条件に当てはまる子がいる場合に人数に応じて加算される。

2018年4月現在

厚生年金加入者ならもっと充実した保障

初診日に厚生年金に加入していた場合は、障害基礎年金に加えて障害厚生年金の請求ができます。

障害が残った場合、以下のような支給の可能性があります。

・ 障害厚生年金1級
・ 障害厚生年金2級
・ 障害厚生年金3級
・ 障害手当金(一時金)

※年金額及び一時金の金額は、加入年数、報酬などによって決定される。

厚生年金加入者は国民年金加入者よりも保障の範囲が広く、1、2級よりも軽い障害でも3級として年金が受給できる可能性もあります。

また、3級よりもさらに軽い障害が残った場合に、「障害手当金」という一時金の支給もあります。

注意:国民年金の未納があるともらえないことも

病気やケガが完治せずに障害が残った時には、障害年金という公的な補償が用意されています。

しかし障害年金は、最初に病院を受診した初診日の時点で国民年金の未納があったりすると、支給要件から外れる可能性があります。

万一の時、しっかりとした保障を得ることができるように国民年金の未納とすることが無いようにしましょう。

国民年金の支払いが難しい場合は免除や猶予の手続きを活用しましょう。(執筆者:潮見 孝幸 / 1級DCプランナー(企業年金総合プランナー))

最終更新:7/10(火) 11:50
マネーの達人

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