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愛媛県南部3市がボランティア受け入れ開始 現地で必要とされているものは

7/10(火) 20:59配信

BuzzFeed Japan

愛媛県大洲、宇和島、西予各市がボランティアを受け入れ

氾濫や土砂崩れなどで激しい被害を受ける一方でメディアでの注目が薄い愛媛県南部の3市が、災害ボランティアの受け入れを始めた。どうすれば、より地元に根ざしたボランティア活動ができるのか。【BuzzFeed Japan/ 貫洞欣寛】

大洲市「センター立ち上げの訓練の前に本番」

4600世帯が床上浸水し、4人が亡くなった大洲市では、市社会福祉協議会が10日から災害ボランティアセンター(携帯:080-5076-9426/電話:0893-23-0313)を開設し、ボランティア希望者の受け入れを始めた。初日は47件の登録があった。

被災者から求められる作業内容とボランティア希望者をセンターがマッチングし、派遣する仕組みだ。初日は2組が被災者宅などでの作業に出て、残りは福祉協議会の事務所周辺での準備作業などを行った。

担当者は「いつか起きる災害に備えてマニュアル類を整備し、7月15日にセンターの立ち上げ訓練を行おうと思っていた矢先に水害が起きた。ぶっつけ本番になってしまった」と語る。

大洲高校3年生の松井陽さん(18)はこの日、授業が午前中で終わったこともあり、午後から友人4人とボランティアに加わった。自宅は無事だが「地元のために何かしたいと思った」という。

西予市野村町は11日から。通行止めに注意を

野村町地区の中心部が冠水して大きな被害を受けた西予市は11日朝から、市社会福祉協議会(0894-72-2306)でボランティアの受付を始める。

市民からは、冠水した家屋の片付けや家具の運び出し、清掃などの要望が寄せられているという。この地区は、高齢者の比率が5割を越えており、若い力が必要だ。

希望者は野村町地区にある社協で登録する。作業の派遣先は社協から徒歩圏内が中心になるという。

なお、西予市役所がある同市宇和町地区と野村町地区を最短で結ぶ県道29号は10日現在、通行止めで、大洲市方面から国道441号に迂回する必要があるため、注意が必要だ。

宇和島市は市民限定で募集

地滑りなどで大きな被害を受け11人が死亡した宇和島市の社会福祉協議会(0895-23-3711)も、10日からボランティアの受付を始めた。

ただし、現段階では宇和島市民に応募を限定。特に、被害の激しい同市吉田地区の地理に詳しい人を歓迎している。道路が寸断されているためだ。

市社協の担当者は「まだ、どれだけのニーズがあるか全体像を把握できていない。すでに宇和島出身で県外在住の方などからお問い合わせを頂いているが、『募集を拡大した時点で連絡します』とお伝えしている」という。

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最終更新:7/10(火) 20:59
BuzzFeed Japan