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「どこから手をつけたらいいのか…」住宅に大量の土砂、復旧活動続く

7/10(火) 19:10配信

MBSニュース

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 西日本を襲った記録的豪雨。近畿の被災地でも住民らによる土砂の撤去など、復旧作業が続けられています。

 兵庫県宍粟市一宮町。町のあちこちに土砂や倒れた木が流れ込みました。大雨がもたらした被害の実態がより明らかになってきています。

 「私の立っている場所なんですが、もともとは水田だったということです。ここよりも7メートルほど下にあったということで、いかに土砂や流木が流されてきたのかがわかります」(河本光正アナウンサー)

 水田だったという場所には大量の土砂が積み上がり、元の姿はありません。住宅には大量の土砂が流れ込みました。足の踏み場もない状態で、土砂の高さは人の腰ほどあります。

 「被災した民家には大量の土砂だけでなく、大きな岩も流れ込んでいます」(ビジャン亜里沙記者リポート)

 住人は、避難所での生活を強いられています。

 「ほんまに流れてしまって。棚の上ぐらいしか残っていない。肝心なものはみな流れた。住めるようになるか、直して住めるならね」(住人)

 7日に撮影された視聴者提供の映像には、先ほどの住宅がうつっています。目の前を流れる川が土砂や倒木などでせき止められ、その影響で住宅に土砂が流れ込んだとみられます。10日朝から近所の人やボランティアの人たちが集まり、土砂の撤去作業をしていました。

 「(岩などがあって)土砂なんですけどスコップがなかなか入らない。繰り返して出している状態。だいぶかかりそうですね。見当がつかない状態です」(ボランティアの人)

 工場でも土砂などが流れ込んでいました。いまだに水が工場内に流れ込んでいて、復旧作業はなかなか進みません。

 「どこから手を付けたらいいのかわからない状態。目途…今は片付けることが精いっぱいで考えられない」(小林電機 小林俊介さん)

 こうした中、行方不明者の捜索も続いています。午後3時ごろ、海上自衛隊が川に潜って捜索したところ、京都府舞鶴市で行方がわからなくなっていた65歳の男性とみられる遺体が見つかりました。近畿では今回の大雨であわせて8人が死亡、2人が行方不明となっています。

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最終更新:7/10(火) 19:10
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