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巨人メルセデス、史上初快挙の裏にあった家族の存在

7/10(火) 23:09配信

日刊スポーツ

 9日に育成から支配下登録選手となった巨人クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(24=ドミニカ共和国)が来日初登板初先発し、5回5安打無失点で、勝利投手となった。

【写真】メルセデスはウイニングボールを手に高橋監督と笑顔で握手

 育成出身のプロ初登板初勝利は2人目だが、先発ではプロ野球史上初の快挙。サプライズな好投の裏には、家族の存在があった。

 メルセデスの出身地であるドミニカ共和国でバレンタインデーは、男女関係なく互いに愛を伝え合う日とされ、男性からもプレゼントを渡す。メルセデスは「昔、彼女にサプライズで思いを伝えたことがあるよ」と照れながら振り返った。

 数年前の2月14日、同い年の彼女カロリーナさんを初めて家に招いた。大好きな彼女を喜ばせようと、事前に知らせず、手料理を振る舞った。「お母さんが働きに出ていたので、10歳くらいから留守番をしている時に、よく料理はしていたんだ。でも彼女に食べさせる料理だから、その時は母にも手伝ってもらったんだけどね」。エビのスパゲティ、フレンチトーストなど、テーブルいっぱいに皿を並べた。「おいしそうに食べてくれた。喜んでくれてほっとしたよ」と計画は大成功に終わった。

 サプライズ手料理が功を奏したのか、当時の彼女カロリーナさんは今の妻。昨年息子のクリストファー・ジュニアくんも誕生し、幸せいっぱいだ。「いいニュースなので、家族に報告したい」。ヒーローインタビューで家族への感謝を述べた“助っ人料理男子”が愛する人の胃袋だけでなく、ジャパニーズ・ドリームもつかんでみせる。【巨人担当 桑原幹久】

最終更新:7/10(火) 23:50
日刊スポーツ