ここから本文です

マネーフォワードグループ、「AI融資審査モデル」の開発に着手、オルタナティブレンディングも

7/11(水) 20:40配信

MONEYzine

 マネーフォワードの新グループ会社「マネーフォワードファイン株式会社(以下、ファイン)」の事業内容は、法人向け融資に関するインターネットサービス、および貸金業(東京都に登録申請予定)。マネーフォワードは今回、ファインを通じて「AI融資審査モデル」の開発に着手すると発表した。

 AI融資審査モデルは、マネーフォワードのビジネス向けクラウドサービス「MFクラウドシリーズ」の会計・請求書などのデータとAI技術を活用した融資審査モデル。従来の融資審査モデルよりも多様なデータを活用することで、さらに多くの中小企業に対する融資機会の創出、迅速で手間や時間がかからない融資の実現を目指す。

 ファインは開発したモデルを活用し、2019年春頃から2つのオンライン融資サービスを試験的に提供する予定。ひとつめの「オンライン融資サービス(試行サービス)」は、申込から融資までのスムーズなオペレーション構築を目的とし、申込から借入までをオンラインで完結し、迅速な少額、短期、無担保融資を実現するもの。

 もうひとつの「金融機関との協業によるオンライン融資サービス(予定)」は、試行サービスを通じて融資審査モデルやオペレーションを確立し、融資機会の創出を目指して地方金融機関などとの協業を目的としている。現在、金融機関では、融資の審査に時間やコストがかかるため、一定規模以下の中小企業や個人事業主向けの少額・短期・無担保融資を直接行いにくい実態がある。マネーフォワードは、ファインを通じて、従来のサービスでは融資機会がなかったような事業者の資金ニーズを満たすとともに、金融機関によるさらなる融資機会の創出を目指し、協業の可能性を検討する。

 この事業領域を含む「オルタナティブレンディング市場(従来の融資とは代替的な手法で提供されている融資商品の総称)」は、米国・中国を中心に海外で急拡大しており、米国では約4兆円の市場規模(※)に達している。

※ “THE 2017 AMERICAS ALTERNATIVE FINANCE INDUSTRY REPORT”

最終更新:7/11(水) 20:40
MONEYzine