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日本代表新監督“西野イズム継承”の森保氏最有力

7/11(水) 16:45配信

東スポWeb

 日本代表監督の最有力候補に2020年東京五輪を指揮する森保一氏(49)が浮上した。日本サッカー協会の技術委員会は、日本人の特性を生かした西野ジャパンの戦い方を継承する方針を固め、ロシアW杯で代表コーチを務めた森保氏を軸に新指揮官を調整することになった。

 技術委員会では、国内外の人材を問わず、次期監督候補をリストアップしてきた。すでにJ1広島で3度のリーグ優勝を果たした森保氏をはじめ、元ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマン氏(53)やACミラン(イタリア)などで監督を務め、J1鹿島でプレー経験のある元ブラジル代表MFレオナルド氏(48)の名前も浮上していた。

 しかし、同委員会では日本が逆境の中で臨んだロシアW杯で西野朗監督(63)が日本人選手の長所を生かしたスタイルでベスト16入りしたことを受け、その継続性を重視。日本人を最優先に調整する方針を固めたという。中でも複数の外国人指導者とともに、かねて筆頭候補として名前の出ていた森保氏を軸に人選を進めていく構えだ。

 もともと前技術委員長でもあった西野監督が森保氏をロシアW杯に臨むA代表コーチに就任させたのも「次期監督」と考えていたからだ。代表指揮官に必要な国際経験と、A代表選手とのコミュニケーションなど、国際舞台で戦うために必要な要素を植えつけるためと言える。実際、西野監督は森保氏の抜てきについて「これからの世代を引っ張ってもらいたい」と、事実上の“後継者”に指名していた。

 そこで問題となるのは森保氏が指揮を執る予定の東京五輪だ。すでに始動しており、五輪世代のU―21代表は8月にジャカルタ・アジア大会に出場する。A代表との兼任プランも出ているものの事実上は困難とあって退任も視野に入る。その場合、後任にはリオデジャネイロ五輪代表を指揮し、A代表コーチの手倉森誠氏(50)の就任が有力視されている。

 もともとは水面下では手倉森氏が東京五輪監督を務める予定で調整が進んでいたが、昨年のシーズン中に、Jリーグを3度も制した森保氏が成績不振を理由に広島の監督を辞任したことで状況は一変。自国開催となる五輪監督選考が見直された経緯があり“元さや”に戻る形もある。

 ただ森保氏の抜てきを含めて大胆な人事となるため、協会内外から反発も予想されるなど、波紋が広がりそうだ。果たして、協会はどんな最終決断を下すのか。

最終更新:7/11(水) 16:51
東スポWeb