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中国の「台湾」表記変更強要 英政府が反対の立場表明

7/12(木) 13:59配信

中央社フォーカス台湾

(ロンドン 12日 中央社)中国が海外の航空会社に対して「台湾」の表記を変更するよう圧力をかけている問題で、英国のマーク・フィールド外務副大臣は10日、「英企業は変更を強要する政治的圧力の下に置かれるべきではない」との立場を示した。外務省が中国政府に対して懸念を表明したことも明らかにした。

駐英国台北代表処(大使館に相当)によると、中国は今年4月、英国のブリティッシュ・エアウェイズを含む44社の海外航空会社に対し、ウェブサイト上で台湾を「国」として扱わないよう要求。英保守党のアンドレア・ジェンキンス氏、ボブ・ブラックマン氏の両下院議員は2日、書面で英外務省に政府の立場を尋ねた。

フィールド外務副大臣は質問に書面で回答。英政府の長年の台湾政策は変わっておらず、これまで台湾に言及する際には「台湾」の呼称を使用してきたと説明。一覧では「country/territory」(国・地域)あるいは「world location」(世界の位置)の下に記載しているとした。

また、民間の企業や組織は目的地の呼称を自由に決定できるべきだとし、中国の圧力による表記の変更に反対する姿勢を示した。

外交部の李憲章報道官は12日、英政府が台湾に友好的な立場を明確に表明したことに非常に感謝すると述べ、近い理念を有する全ての国に対し、中国のいじめ行為を固く拒み、普遍的価値を守る国際社会の決意と信念を示すために立ち上がるよう呼び掛けた。

(戴雅真、侯姿瑩/編集:名切千絵)

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