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得意のニューヨークで逆転チャンピオンを狙うサム・バード。コースレイアウト変更は逆風か?|フォーミュラE

7/12(木) 18:55配信

motorsport.com 日本版

 フォーミュラEシーズン4の最終戦は、ブルックリンで開催されるダブルヘッダーのニューヨークePrix。昨年、この地で2連勝したサム・バード(ヴァージン)は逆転でのチャンピオン獲得を狙っているが、コース変更がチームにとって助けにならないと話した。

【動画】FEシーズン4最終ニューヨークePrixプレビュー コースレイアウト図は動画の22秒から

 ポイントリーダーのジャン-エリック・ベルニュ(テチータ)は、23ポイントのリードを持って今シーズン最後の2レースに臨む。それを追いかけているのがランキング2位のバードだ。

 今年のサーキットレイアウトは、初開催だった昨年から変更されている箇所がある。トラックは0.3マイル(約480メートル)ほど長くなっており、スタート直後のタイトな右のヘアピンコーナーが変更。左に一度曲がり、3つの右コーナーで回り込むように置き換わっている。

 バードは、1ラップの長さが伸びたことにより、エネルギー効率に苦しむヴァージンのマシンにとっては逆風だと説明した。

「それは全く違うものになった」とバードはmotorsport.comに語った。

「昨年、僕たちは非常に競争力があり、マシンの挙動もバランスもすごく良かった。効率はそれほど問題にならなくて、トラックの長さが僕たちに合っていた」

「変更は基本的に僕たちの助けにならない。トラックが長くなり、エネルギー効率がより重要になるということを意味する。そして、僕たちよりも効率的なマシンがいくつかあるんだ」

「それから逃れることはできないので、ベストを尽くすだけじゃなくて、マシンのポテンシャルを最大限に引き出す必要がある。最高のドライブをしなければならない。そしてそれから、自分たちがどこまでいけるのか見極めなければ」

「(昨年とは)全く違うレースになるだろう。(アウディがワンツーを獲得した)ベルリンのようになるかもしれない。そうなったら素晴らしいとは言えないが、僕はまだ、楽しいレースになると思っている」

「素晴らしい思い出がある場所に行くのは良いことだし、その日になってから何が起きるか見てみよう」

 ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・スポート・アプト・シェフラー)は、コース変更によりオーバーテイクが増え、よりエキサイティングなレースになると考えている。今回のコース変更は、現行のマシンよりも速い第2世代マシンの導入を見据えて行われたものだ。

 ディ・グラッシは、motorsport.comに次のように語った。

「変更は非常にポジティブなものだ。なぜならストレートが伸びるし、バックストレートに新たなオーバーテイクスポットが生まれるからだ」

「昨年ドライブしたけど、ニューヨークは最もエキサイティングなトラックとは言えなかった。でも今ではそれが大きく改善されたと思う」

「トラックを延長するというデザインにおいて、彼らがやった仕事はとても素晴らしいものだったと思う。開催地は素晴らしかった。場所や、そのほか何もかもだ。トラックはそれほどエキサイティングではなかったけど、距離をわずかに伸ばして選ばれたレイアウトはトラックをはるかに良くしている。間違いなく、正しい方向に向かっている」

Alex Kalinauckas