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健康寿命延伸へ連携、組織設立 静岡県と県立大、企業

7/12(木) 8:01配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県と静岡県立大、健康や食品関連の団体・企業などで構成する「静岡県『健康美』イノベーション・コンソーシアム」の設立総会が11日、県庁で開かれた。生産される食材の豊富さや健康関連産業の集積といった本県の強みを生かし、介護を受けたり、寝たきりになったりせずに日常生活を送れる「健康寿命」の延伸に取り組む。

 科学的根拠に基づいて、食をはじめ本県の生活習慣の改善方法を研究開発し、人材育成、健康関連商品・サービスを提供する新産業の創出、社会システムの構築につなげる狙い。コンソーシアムが主体となり、産官学連携の「県『健康美』イノベーション・プロジェクト」を推進する。

 厚生労働省のまとめによると、静岡県の2016年の健康寿命は男性が72・63歳で全国6位、女性が75・37歳で13位だった。男性3位、女性2位だった13年の前回調査から後退した。

 こうした状況を踏まえ、生活習慣の見直しと改善を目指す従来の「ふじ33プログラム」に加え、科学的な研究に基づいた取り組みを強化する。川勝平太知事は会合冒頭のあいさつで「健康長寿をことほぐ社会をつくるため、科学的に取り組んでいきたい。本県の資源を総動員して健康美づくりを産業化する」と強調した。

静岡新聞社