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レッドブル残留濃厚なリカルド、ホンダとの提携は「感情的な選択ではないことが重要」

7/12(木) 20:28配信

motorsport.com 日本版

 レッドブル残留が有力視されているダニエル・リカルドは、チームが2019年に搭載するパワーユニット(PU)をホンダに決めた理由が、ルノーとうまくいかなかったからといった消極的な理由や、感情的な理由ではないことが重要だと話した。

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 リカルドは未だレッドブルと新しい契約を交わしていないものの、チームに残留する以外の魅力的な選択肢はなくなってしまったとコメントしていた。そのため、リカルドのチーム残留が既定路線となりつつある。

 レッドブルとホンダが提携したことについて完全に納得しているかと訊かれたリカルドは、次のように答えた。

「おそらくホンダPUを走らせるまでは、100%は納得できないと思う」

「僕は何回か、チームにホンダを選んだ理由を聞いたんだ。そして彼らは僕に理由を教えてくれた」

「僕にとって重要なのは、なぜ彼らがそうしたかを理解することだった。感情だけの理由で、『ルノーとはうまくいかなかった。とにかく、何かを変えたいからそうしたんだ』という感じではなくてね」

「彼ら(レッドブル)はそれが素晴らしいことだと強く信じている。彼らは、それを僕に納得させるためにできることをやってくれた」

 一方、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、ルノーと袂を分かち別々の道を歩む時が来たと話した。

「我々は腰を降ろして、我々が変更を決定した論理的根拠について彼に説明した」

「今は変わるべき時なのだ。これまでは毎年同じことをやってきたし、ホンダの進歩を目の当たりにしてきた。まさに今、これまでとは違ったルートで我々の進歩を示す時だと感じている」

 レッドブルの姉妹チームであるトロロッソは、今季からホンダPUを使用。ホンダがカナダGPに持ち込んだICE(内燃機関)のアップグレードが、レッドブルとの契約に繋がった。

 しかしトロロッソのピエール・ガスリーは、先週末に開催されたイギリスGPでストレートで1周1秒のタイムを失っていると嘆いていた。

 これに対し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)もルノーPUは”悲劇的”であり、1周1秒遅れていると批判した。リカルドは「僕たちも同じようなものだと思う」と、ガスリーの批判が2019年のホンダへの印象には影響しないと答えた。

 レッドブルは2007年からルノーと提携しているが、2014年に現行のPUへとレギュレーションが変更されて以来、パワーの面でも信頼性の面でもフェラーリやメルセデスと勝負できておらず、チームとドライバーにとっては絶望的なストレスとなっている。

 そんな中、ルノーはオーストリアGPから予選用のハイパワーエンジンモードを導入したが、リカルドはその影響は少ないと語った。

「基本的に僕は冷静なままだし、そんなに興奮もしていない。期待すればするだけ、失望しやすい」

「もっと良くなればいいけど、僕たちにできることはないんだ」

Scott Mitchell