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<西日本豪雨>死者185人、不明63人 衛生面の対策急務

7/12(木) 11:48配信

毎日新聞

 西日本を中心にした豪雨被害の犠牲者は12日もさらに増え、毎日新聞の集計で午後0時半現在、13府県で185人に上った。安否不明者も63人いる。土砂災害や家屋被害も少しずつ明らかになってきた。厳しい暑さが続く中、被災地では大量のごみ処理問題や衛生面の対策が急務になっている。

【土砂の中から写真 安否不明者捜索続く】

 広島と岡山、京都の3府県で同日午前、計9人の死亡が新たに確認された。犠牲者や安否不明者は広島、岡山の両県に集中。自衛隊や警察などが救助、捜索活動を続けている。

 大規模な土砂災害が起きた広島県坂町小屋浦では、新たに4人の遺体が見つかった。広範囲が水没した岡山県倉敷市真備町地区でも、新たに男性1人の遺体が見つかった。県はこの日午前、安否確認が取れない地区内の男女2人の実名を新たに公表。一方、11日に発表した安否不明者の中で、この地区の女性3人の生存が確認された。

 国土交通省によると、11日午後1時現在、被害が深刻な広島、岡山を含む29道府県で、計483件の土砂災害が起きていたことが分かった。総務省消防庁の12日午前5時半現在の集計では、全国31道府県で計2万3606棟の被害が確認された。うち床下浸水が最も多い1万4807棟。床上浸水も8000棟を超えている。

 土砂災害や家屋被害の増加に伴い、被災地では大量の災害ごみが出始めている。環境省は各被災自治体から聞き取りを始めたが、情報収集は難航している。

 一方、気象庁によると、西日本は12日も気温が上がり、被災地でも真夏日になる見通し。ただ気温の上昇に伴って大気の状態が不安定になり、局地的に激しい雷雨が発生する恐れもある。同庁は引き続き土砂災害や川の氾濫に注意を呼びかけている。

 また、国土交通省によると、広島市と広島県呉市を結ぶ国道31号は11日深夜、通行止めが解除され全通した。【隈元悠太、高橋祐貴、芝村侑美】

最終更新:7/12(木) 14:51
毎日新聞

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