ここから本文です

三井物産社長・安永竜夫氏 投資管理業務、AIで効率化

7/12(木) 7:55配信

産経新聞

 --強みの資源投資は

 「液化天然ガス(LNG)は、環境重視で中国などで石炭からガスへ燃料シフトが進み、需給逆転時期は早まる。まずはモザンビークLNG開発の投資決定を優先したい。豪石油ガス開発大手AWE買収で自ら操業できる実力を高める」

 --モザンビークで鉄道インフラも手がける

 「原料炭の輸送に加え、内陸のマラウイやザンビアまで肥料を輸送したり、逆に穀物の輸出にも活用する。農業の生産性を高めることで住民の生活向上につなげたい。アフリカに強い印僑系農業資材販売のETCグループの販売網を活用し、太陽光分散型電源の普及も目指す。日本人中心ではなく、インドやシンガポールの現地社員ら多国籍チームで市場開拓する」

 --非資源で平成32年3月期に2千億円の利益を稼ぐ

 「資源価格に左右されない非資源で安定収益を目指す。次世代収益の自動車関連、鉄道やヘルスケアも強化する。中間層向けアジア病院事業にも追加出資し、米透析会社や糖尿病の血糖値測定器メーカーとの相乗効果を期待するほか、出資先のロシア医薬品会社を通じ日本の医薬技術でロシア人の健康増進に貢献する」

 --デジタル化で事業モデルをどう変える

 「まずは法務や投資管理業務を人工知能(AI)で効率化し、その分の人員を創造的な仕事に振り向ける。新サービスをどう生み出せるかが課題で、外部と交流できるオープンラボの設置も検討している」

最終更新:7/12(木) 8:07
産経新聞