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乾貴士選手、大活躍のW杯影響力に苦笑「プールに行くだけで盗撮されます」

7/12(木) 15:13配信

オリコン

 サッカー日本代表MFの乾貴士選手(30)が12日、東京・六本木の駐日スペイン大使館でスペイン1部リーガ・エスパニョーラのレアル・ベティスへの入団会見を行った。リーガの選手が母国で入団会見を実施するのは初で乾選手は「これが1回で終わらないようにしたい」と意気込んだ。

【写真】背番号「14」のユニフォームを掲げる乾貴士選手

 ラ・リーガの協賛のもと、駐日スペイン大使館で入団会見を実施。選手の母国で入団会見は同リーグにとって史上初のできごとで、アトレティコ・マドリードのアントワーヌ・グリーズマン選手や、昨季までレアル・マドリードに所属していたクリスティアーノ・ロナウド選手でも行われていない。史上初となった乾選手は「こういう機会もなかなかないこと。日本にとってもスペインにとってもいいこと。こういう機会がどんどん増えるように。ここからの自分の活躍次第。これが1回で終わらないようにしたい」と笑顔を見せた。

 レアル・ベティスについては「ベティスのサッカーは魅力的だった。パスサッカーのチーム。すごくいいサッカーをする印象」という。今季、ベティスはヨーロッパリーグに出場。「すごく楽しみな大会です。ちょっとでも勝利に貢献できるようにチームでレギュラーを取れるように頑張りたい」と意気込んだ。

 ホームスタジアムのベニート・ビジャマリンについては「お客さんも多くてスタジアムの雰囲気はいい」と話し、昨季は移籍のうわさが発生している中での試合だったため「拍手もしてもらえました(笑)。温かいファンだなと。ただ、厳しいとも聞いているので、厳しくされないようにいいプレーをしたい」と力強く語った。

 また、乾選手が「30歳になった。おそらく、これが最後の移籍になるのではないかなと思った。その中でベティスのサッカーというのは自分自身がやりたいサッカーだった。その中でオファーをもらって、迷いましたけど挑戦したい思いがこみ上げてきた」と移籍の理由を説明。「攻撃で違いを見せられれば。楽しみでしかない。その中で、ちょっとでも上に行けるように頑張りたい」と新シーズンへの展望を語っていた。

 世界から称賛される活躍を見せたロシアワールドカップ後は生活も大きく変わったことも明かした。「今までは(指を)刺されたりしなかったんですけど、電車を乗る度に顔を指しますし、プールに行くだけで盗撮もされます」と苦笑い。それでも「(自身の)子どもの運動会に行くと子どもたちが寄ってきた」とヒーローになれたそうで「ワールドカップの影響は、すごく大きく感じています」と振り返っていた。

 質疑応答ではフジテレビの永島優美アナウンサーが「4年後のワールドカップに向けてベティスでどんなプレーを目指したいと思われていますか」と質問。乾選手は「4年後を見てない。契約も2年しかしてもらえなかったので(笑)。とりあえず1年1年を頑張っていこうと思っています。その中で4年後に選ばれれば1番、いいこと」としつつも「まずは今年、レギュラーを取れるように頑張っていきたい」と地に足を付けた応えを返していた。

 ラ・リーガの東南アジア、日本、韓国、オーストラリア担当プロジェクトマネージャーのイバン・コディナ氏、レアル・ベティスのビジネス担当ジェネラル・ダイレクターのラモン・アラコルン氏、レアル・ベティス・フェミニーナに所属する山根恵里奈選手も参加した。

 乾選手は2015年から昨季までSDエイバルに所属。昨季は34試合に出場し、5ゴール2アシストという成績を残した。ロシアワールドカップにも出場し、2ゴールを上げる活躍。W杯前の6月1日に2年契約を結んだ。また、この日、背番号は日本代表と同じ14番に決まったことも発表された。

最終更新:7/14(土) 9:25
オリコン