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台湾、7閣僚が交代 11月統一地方選へテコ入れ

7/12(木) 21:42配信

産経新聞

 【台北=田中靖人】台湾の行政院(内閣に相当)は12日、内政分野を中心に部長(閣僚)ら7人を交代させる人事を発表した。蔡英文総統が16日に任命する。頼清徳行政院長(首相)の下でのまとまった部長級人事は2月に続き2回目で、11月末の統一地方選に向け低迷する政権支持率の改善を図った。

 新人事では、台湾大学の学長問題などで5月末から空席が続いていた教育部長(教育相)に葉俊栄内政部長(内相)が横滑りし、後任に徐国勇報道官が就任。法務、交通、財政の各部長も交代する。また、閣僚級の故宮博物院長に文化部(文化省)の前身組織の長を務めた陳其南氏が就任する。報道官には先住民アミ族で比例区選出の女性立法委員(国会議員)グラス・ヨタカ氏が就く。

 報道によると、教育部長には与党、民主進歩党の立法委員(高雄市選挙区)が内定していたが、統一地方選前の補選を避けるために見送った。法務部長(法相)を退任する邱太三氏は、総統の諮問機関「国家安全会議」の諮問委員に就任する。邱氏は病気療養中の陳水扁元総統の特赦に後ろ向きだとして陳氏の支持者から批判される一方、死刑を執行しないとして野党側からも攻撃されていた。

最終更新:7/12(木) 21:42
産経新聞