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8年ぶりに投入された2階建てバスは欧州製!JRバス関東「ヨーロピアンスタイル2階建てバス」お披露目

7/12(木) 6:31配信

オートックワン

JRバス関東が、純欧州製の新型2階建てバスをお披露目

2018年7月2日(月)、東京タワー下の駐車場にてJRバス関東が7月14日から運行を開始する新型2階建てバスの報道向け内覧会が開催されました。

シックな内装も見もの!欧州2階建てバスを画像で見る

今回お披露目された新しい2階建てバス「ヨーロピアンスタイル2階建てバス」は、エンジン+シャーシの製造をスウェーデンの「スカニア(Scania)」が、車体をベルギーの「バンホール(Van hool)」が手がけていることが注目されます。

スカニアはその歴史を遡ると、はじまりの会社の創業が1891年、バスの製造を1911年から開始しているという歴史ある会社で、これまでにのべ17万台のバスを世界中に送り出している世界有数のトラック・バス・産業用エンジンメーカーです。一方のバンホールは年産1200台の規模を誇るバスの車体製造に特化したメーカーで、バンホールの車体を載せたバスは同じく世界各国で活躍しています。

バスはエンジン+シャーシメーカーと車体メーカーが別ということは珍しくなく、日本でもかつてはシャーシがUDトラックス(日産ディーゼル)で、車体がバスボディのみを製造する富士重工業や西日本車体工業などという多種多様な組み合わせが見られました。なおスカニア+バンホールは欧州では定番のタッグです。

卓越した乗り心地と座り心地の良いシート

「ヨーロピアンスタイル2階建てバス」のエンジンは、12742ccの排気量から最高出力410psと最大トルク2150Nmを発生するスカニア製直列6気筒ディーゼルターボエンジン「DC13」型で、12段変速のクラッチレス機械式オートマチック(AMT)「オプティクルーズ」が組み合わされて日本と欧州の厳しい排ガス規制をクリアした環境性能と燃費の良さ、そしてハイパワー高トルクを両立しています。シャーシはスカニア「K410 EB6×2LI」で、ボディはバンホールの「アストロメガTDX24」です。

2階建てバスのメリットは地上高約3mという見晴らしの良さ、補助椅子なしで乗車定員が通常の高速路線バス車両に対し、約1.5倍(座席数58、車椅子1の計59名)になるなど、いくつもあります。また、1階の床面がフラットでバリアフリー対応に優れていることも特筆されます。アストロメガTDX24も車体中央にドアを持ち、車載のスロープを付けることで車いすの乗降がとてもしやすくなっています。

シックな色合いとしっかりとした作り、体にフィットする座り心地が欧州製バスを感じさせるシートは855mmのピッチで並び、窮屈さを感じさせません。すでに国内バス事業者が導入している同型のバスの2階席に乗ったことがあるのですが、エアサスがもたらす乗り心地は重厚で高速道路では卓越したフラットライド。JRバス関東の「ヨーロピアンスタイル2階建てバス」でも、それを体感できるのではないかと思います。1階にはトイレ、各座席の足元にはUSBポートまで備わり、距離が長い路線での運行にも対応しています。衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報装置、横滑り防止装置や、車間距離保持機能付きオートクルーズも装備され、安全運行への備えも万全です。

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最終更新:7/12(木) 6:31
オートックワン

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