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【映像】タイ洞窟からの救出劇 ― その1(映像)

7/12(木) 15:33配信

AP通信

メーサーイ、タイ、7月12日 (AP)― タイ海軍特殊部隊「シールズ」は7月11日、同国北部チェンライ県のタムルアン洞窟に閉じ込められていた、サッカーチームの少年12人とコーチ1人の救出作業を撮影した画像と映像を公開した。
 シールズと支援の外国人ダイバーにより13人は全員無事に助け出され、18日間の苦難の連続に幕が下ろされた。
 救出に際し、子どもらとコーチは、ダイバーに付き添われて視界ゼロの濁った水の中を30分以上も潜ったまま移動。また、場所によっては、ハーネスを装着して、洞窟内に張られたケーブルに吊るされて移動することもあったという。
 少年らの健康状態に加えて、ダイビング経験がないことなどが、タイ政府に潜水して脱出する方法の決定をためらわせたが、洞窟内での酸素の欠乏と感染症に対する懸念と雨期の増水などの悪条件が、潜水方法を採用する要因となった。
 シールズのダイバーが、洞窟内の子どもらと同じ年格好の少年と、救出を想定した訓練をプールで重ねる間も、洞窟内では排水作業が続けられた結果、何か所かにエアポケットができたことも救助活動に幸した。
 サッカーチーム「イノシシ」の11~16歳の少年12人とコーチ1人は、練習が終わった6月23日午後、探検の目的で洞窟に入ったが、降り続いた雨で洞窟内の水位が上がり、閉じ込められる結果になってしまった。子どもが練習に行ったまま帰宅しなかったことを不審に思った母親の知らせで、捜索が始まった。
 それから全員救出までの18日間、世界の耳目はタイ北部チェンライ県の洞窟にくぎ付けされた。7月2日、全員が洞窟の奥でイギリス人ダイバーに発見され、無事が確認された。
 困難な救出作戦は7月8日に開始され、まず4人が助け出された。翌9日にはさらに4人。そして作戦開始3日目の10日、最後の4人とコーチが救出された。
 救出作業中にシールズのボランティア男性、サマーン・クナンさん(38)が死亡するという痛ましい事故があった。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:7/12(木) 15:33
AP通信

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