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ビーチ施設を道路にして通行確保 豪雨で被災の国道31号、「広島~呉」つながる

7/12(木) 16:06配信

乗りものニュース

呉と広島を結ぶメインルートが復旧

 2018年7月上旬の西日本を中心とした豪雨で大きな被害を被った中国地方では、大雨警報の発令から1週間が経ったいまも、多くの場所で交通が寸断されています。

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 広島県坂町のJR水尻駅付近では大規模な土砂崩れが発生し、広島呉道路(クレアライン)と並行する国道31号、JR呉線まで流出。国道31号はこのほかにも多くの箇所で一時通行止めとなり、7/7(土)の時点でほぼ解除されたものの、この坂町の土砂崩れ箇所だけは復旧時期未定とされていました。

 しかしながら、集中的な復旧作業が進められ、7月11日(水)23時に通行止めが解除。呉市や坂町と広島市を結ぶメインルートがつながりました。現場ではある場所を利用し、680mにわたって片側1車線の迂回路が新設されています。

ビーチの駐車場を道路に

 その迂回路が新設された場所とは、海岸線に沿って伸びるビーチの駐車場です。

「本線の復旧見込みが立たないことから、広島県にビーチの駐車場をお借りして、暫定的な通路を確保しました。駐車場といえどもすべて舗装されているわけではないので、土砂を撤去し、必要な箇所を新たに舗装したうえで道路としています」(広島国道事務所)

 広島国道事務所によると、県や警察と協議しつつ、協力業者の夜を徹した作業があってこそ迅速な開放ができたと振り返ります。呉市周辺は一時、陸の孤島状態になり、各所の通行止めが解除されてからも同市に通じる道路では渋滞が発生していましたが、今回の開通によって広島市とのあいだの交通は大きく改善されたそうです。

 この迂回路の通行について、広島国道事務所は作業中の区域や路面状況が悪い区間があるため、徐行してスリップに注意してほしいとしています。また、特に朝夕には渋滞の発生が予想されることから、時差通勤や相乗りも呼び掛けています。

 なお国土交通省中国地方整備局によると、広島呉道路および水尻駅付近の国道31号本線の復旧には相当の時間がかかる見込み。またJR西日本は7月11日時点で、呉線の運転を1か月以上にわたり見合わせると発表しています。

乗りものニュース編集部

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