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【ABC 特集】「もう一度幸せにしたい!」イヌやネコの殺処分ゼロ へ  奈良市が優良ペットショップ認定制度導入

7/12(木) 16:00配信

ABCテレビ

年間56,000匹が犠牲に

 およそ56,000匹。おととし、飼い主から捨てられるなどして、全国の自治体に引き取られ、「殺処分」されたイヌとネコの総数です。多くのペットの命が奪われるのをなくそうという目標を掲げ、奈良市が今月から新たな取り組みを始めました。

5月には、およそ400匹のイヌやネコを過密状態で飼育していたとして、福井県の業者が書類送検されました。ペット関連産業の市場規模が「1兆円」といわれる中、悪質業者によって飼育されていたイヌやネコが捨てられるという事例が相次いでいます。「殺処分」をなくそうと、業者への規制強化を求めるおよそ17万人もの署名が提出され、国会議員も動物愛護法の改正を検討しています。

注目の「優良ペットショップ認定制度」とは

そんな中、奈良市が始めた新しい制度に注目が集まっています。

奈良市にあるペットショップ「マルエスペット・はんな店」。多くの子犬や子猫が、優しい飼い主との出会いを待っています。

「(首に)何も付いてないこの子が可愛い。顔が一番可愛い」(女性客)

店にやってきた女性は、ダックスフントの購入を決めました。

「かわいい!こんにちは。カフェオレみたいな色やし。モカです。モカちゃん」(女性客)

「モカちゃん」と一緒に暮らすと決め、あとはお金を払うだけ、かと思いきや。

「『誓約書』にサインを・・・」(店員)

店が用意していたのは、飼い主に責任を持って飼育するよう誓約させる書類でした。実はこの店、奈良市が今月から始めた「優良ペットショップ認定制度」の第1号。

「ペットと共にある暮らしをテーマにペットショップをしているので、良い形になるようにどう取り組んで行くか、ということだと思います。制度が負担という感覚はないですね」(「マルエスペット」はんな店 田所和眞店長)

認定制度の運用開始は全国で2例目。「販売するイヌやネコにマイクロチップを埋める」「保健所でもイヌやネコが貰えることを説明する」など8つの項目を満たせば、市が“優良店”のお墨付きを与える仕組みです。

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最終更新:7/12(木) 16:00
ABCテレビ