ここから本文です

「LIFULL HOME'S」のサービス向上と業務改善を支える機械学習の自動化

7/12(木) 7:00配信

ZDNet Japan

全ての不動産情報が公開される仕組みを構築したい

 全国の不動産の「借りる」「買う」から「建てる」「リフォームする」「投資する」まで、日本トップクラスの物件掲載数を誇るウェブサイト「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」を核として、不動産・住宅に関する総合情報サービスを展開しているLIFULL。その社名に込められているのは、「世界中のあらゆるLIFEを、安心と喜びでFULLにしたい」という思いであり、“世界一のライフデータベース&ソリューション・カンパニー”を目指すというコーポレートビジョンを掲げている。

 翻って一般の生活者を取り巻く不動産・住宅市場を眺めてみよう。他の消費財や食品などと比べ、不動産・住宅に関して得られる情報量は圧倒的に少ないのが実情だ。「一生に一度」ともいえるような高価な買い物であるにもかかわらず、非常に限られた情報で判断を下さなければならず、時には不動産会社に対する疑心暗鬼にも陥ってしまう。

 まさにこの問題を正面から捉え、「全ての不動産情報が公開される仕組みを構築したい」との一念からLIFULは創業したのである。同社 LIFULL HOME'S事業本部 新UX開発部 AI推進ユニットのユニット長を務める林信宏氏は、「不動産・住宅業界全体が情報の非対称性という構造的な問題を抱えていました。すなわち、不動産会社の側は詳しい知識と豊富な情報を持っているにもかかわらず、顧客の側は何も知らない、分からないという状況が続いてきたのです。情報の透明性を高めることで非対称性を払拭しなければなりません」と語る。

 その思いを体現すべく開発したサービスの一つが、マンションの参考価格をウェブサイトの地図上で“まる見え”にする「プライスマップ」である。長年にわたりLIFULL HOME'Sが蓄積してきた膨大な物件情報データベースと独自開発の不動産参考価格算出システムをシームレスに連携させたもので、48万棟の延べ470万戸のマンション参考価格を誰でも簡単に調べられるようになった。

 もちろん、これはマンション購入を考えている人だけに役立つサービスではない。これまでマンションのオーナーは、「この物件を売却したらいくらになる?貸したらいくらになる?」といった情報を簡単に得ることができず、不動産会社から提示された査定価格を信じるしかなかった。プライスマップで手持ちのマンションの客観的な参考価格が分かるとなれば、納得した不動産会社選びをするための一つの指標にもなる。

最終更新:7/17(火) 11:19
ZDNet Japan