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連戦元副総統、習近平氏と会談 「一つの中国」に言及/台湾

7/13(金) 17:36配信

中央社フォーカス台湾

(北京 13日 中央社)野党・国民党元主席で元副総統の連戦氏は13日、中国・北京で共産党総書記の習近平氏と会談した。連戦事務所によれば、連氏は会談の非公開発言で、「一つの中国をめぐる解釈の違いを保留しつつ、一つの中国原則の共通認識を求める」など4点の意見を述べたという。

会談は人民大会堂で開かれ、冒頭15分を除き非公開とされた。両氏は対面するとまず握手を交わし、習氏、連氏の順番であいさつした。両氏は互いに相手を「主席」と呼称した。

習氏は、両岸の平和的発展の現状は複雑で険しいものであり、両岸の多くの人々が憂慮していると言及。一方で、中国の今日の台頭を前に、中華民族の偉大なる復興などの目標達成に歴史上のどの時期よりも近づいているとし、「歴史の座標を矯正し、かじをしっかり握りさえすれば、両岸の平和的発展や平和的統一という歴史の船は必ずや勝利の向こう岸に向かっていくだろう」と述べた。

連氏は、両岸の情勢はここ2年余りでひどく逆行しており、2年前の状況は今や存在しないと憂慮を表明。その上で、朝鮮半島に夜明けが近づいている一方、中華民族が生きる両岸は膠着し対立した状況にあるとし、「これは奇妙だと思うことがある」と述べた。

会談終了後に連戦事務所が出した報道資料によれば、連氏が非公開発言で述べたその他の意見は、双方が「人々に幸福をもたらし、天下を平和にする」▽「交流や協力で互いに利益を獲得し、両岸の融合を増進する」方法を共同で模索▽力を合わせて「民権、民生を促進し、中華民族を振興させる」―の3点。

両氏の対面は、2013、2014、2015年に続き4回目。

(繆宗翰/編集:名切千絵)

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