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クラウド・ゲイト、海外巡回最終地バルセロナで公演 2000人を魅了/台湾

7/13(金) 18:38配信

中央社フォーカス台湾

(バルセロナ 13日 中央社)台湾のダンスカンパニー、クラウド・ゲイト(雲門舞集)は現地時間10日、2018年の海外巡回公演の最終地となるスペイン・バルセロナのグレック劇場で、「松煙」を野外上演した。空気を澄み切らせるようなパフォーマンスに、会場を埋めた2000人余りの観客が酔いしれた。

同劇場での公演は、バルセロナの芸術祭「グレックフェスティバル」のプログラムとして行われた。クラウド・ゲイトが同フェスに招かれるのは、2007、2010年に続き3度目。過去2回は演出上の都合により屋内で上演しており、野外劇場を使用するのは初めて。

上演した「松煙」はアートディレクターの林懐民氏が手掛ける、中国の書を織り交ぜた作品シリーズ「行草三部曲」の第2部。書の精神における落ち着きと美、純粋さなどが表現される。同劇場は天然の岩壁をステージの背景としており、林氏は「ここでやるなら『松煙』を披露しなければ」と考え、同作品を上演作に選んだという。

今年の海外巡回公演は2月のメキシコを皮切りに、米国やドイツ、英国、フランス、イタリアなど9カ国、16都市を回り、「関於島嶼」や「稲禾」を上演した。12日にグレック劇場で千秋楽を迎えた後は台湾に戻り、今月28日に台北市の国家両庁院屋外広場、8月4日に屏東県立陸上競技場で「関於島嶼」を無料上演する。10月27、28日には台東県池上の芸術祭で「松煙」を上演し、11~12月は45周年公演として台北、台中、台南、高雄での巡回公演が予定されている。

(汪宜儒/編集:名切千絵)