ここから本文です

柴崎選手、青森県民に「ありがとうと感謝」

7/13(金) 22:51配信

Web東奥

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会でベスト16入りした日本代表の司令塔・柴崎岳選手(26)=青森県野辺地町出身、青森山田出、ヘタフェ=が13日、野辺地町中央公民館で会見した。「今の力を出し切った戦い」と夢の舞台を振り返り、次回2022年のカタール大会に向け、「課題に向き合い、クラブで試合に出続けることが大事になる」ときっぱりと語った。

 柴崎選手は同日午前、松山英樹副町長、河島靖岳教育長と懇談後、ノーネクタイのジャケット姿で20分ほど会見に臨んだ。

 県出身者として初めて日本代表に選ばれたことについては「子どもの頃からの夢がかなった。大変栄誉なこと。青森県から第2、第3の代表選手が出てくることを期待している」と語った。

 初のW杯は4試合すべてに先発。攻守の要として日本の3回目のベスト16入りに貢献した。「もっと先に進みたかったが、チームとしても個人としても今の力を100パーセント出し切った戦いだった。終わった瞬間、虚脱感のようなものがあった。それほどチーム全体がプレッシャーにさらされていて、それが選手を成長させてくれた」という。

 自身のプレーについては「攻撃の面で自分の得意なパス、中盤のゲームメークを意識してやれて、少なからずチームの力になれた。(足りないと思うところは)体力的な面で、ずっと一定のパフォーマンスを続けられたわけではない。さらに上を目指すのであれば、厳しい日程が待っている。W杯の厳しさを体験した」と冷静に振り返った。

 W杯での活躍は世界中のクラブに高く評価された。欧州のビッグクラブに移籍する可能性には「欧州チャンピオンズリーグの出場を目指したい。移籍は何も決まっていない」と述べた。

 会見では再三にわたり「課題と向き合い」の言葉を繰り返し、サムライのようなきりりとした表情を崩さなかった。しかし、応援した県民に対してのコメントを求められると、「ありがとうと感謝している。両親や友人から、地元は盛り上がっていると連絡があった。手倉森誠コーチ(五戸町出身)からも県内が盛り上がっている話を聞き、非常にうれしかった」とほほ笑んだ。

 柴崎選手は、ロシアW杯で使用したサイン入りスパイクを町に寄贈した。母校の野辺地小学校と野辺地サッカークラブスポーツ少年団の子どもたちが寄せ書きした色紙に、サインをして贈り返した。

【動画】https://www.youtube.com/watch?v=OecZcM0o94Y

最終更新:7/16(月) 14:51
Web東奥